
生成AI宮司 [令和7年8月2日] | |
台風9号が九十九里沖を抜けて、銚子方面から北東に向かって進んでおります。昨夜半から今日未明に掛けて、当地佐倉は結構な雨と風が吹きまして、台風が西側に進路をとっていたら、結構な被害が出たのではと思います。 夜中にスマートフォンの天気予報をスクションした画像を見ると、午前5時くらいで風向きが北西から西側に変わってきているので、この辺りが九十九里沖だったのが判りますね。 今朝、朝拝のために社務所から境内に出ますと、銀杏の青い実が小枝と一緒に沢山落ちていました。楠の小枝もありましたね。 午前中に帰幽五年祭の奉仕があったので、宮司はそちらに向かい、境内掃除は智勇権禰宜が頑張ってくれました。 大きな被害はありませんでしたが、朝顔棚が強風で倒れてしまい、朝からその復旧作業をしました。 幸いプランターから伸びた朝顔とゴーヤ、そして四角豆の蔓は切れることなく繋がっており、棚をゆっくり持ち上げるといくつか葉が傷ついていましたが、ほぼ元通りの姿になりました。 日に日に大きくなり始めているゴーヤも落果する事無く、昨夜は一生懸命に蔓へしがみついていたんだなと、よく頑張りました。 さて、昨日は宮司の誕生日と七峯に書かせて頂きましたが、SNSのFacebookでは多くの方にお祝いの言の葉を頂きまして、その返信が大変でございました。 その中で、生成AIを使った宮司の似顔絵を2枚プレゼントして貰ったので、画像に貼っておきますね。 このところ良く耳にする生成AIなる言葉。この分野、宮司はカラキシでしてちょっと調べますと、生成的人工知能(generative artificial intelligence)と言うらしく、この時点でお手上げです・笑 要するに多くのデータを駆使して、人工知能が文章や画像を作ってくれると言う話らしいです。 今では画像のみならず映像まで作れる時代で、それが専門機器を使わずとも市販のパソコンやスマートフォンで簡単に出来るので、学生の論文などにも活用されております。 ただ問題も有って、文章は画一的な傾向があり、課題のレポートなど教員が見たら一発で生成AIを使っているのが判るとか。 そりゃそうですよね、同じ様な文章ばっかりだったら「生成AIを使ったな」と集団で表明しているようなもので、それなりの評価しか受けないでしょう。 生成AIで作成された画像や動画は当然ながらフェイクのモノも出来ますので、これが先の参院選などでも大問題に発展しました。 今では自治体でも生成AIを使って問い合わせの返答を作っているところも多く、これから職員も少なくなっていく時代にあっては、同じ様な質問の対応には有効ですね。 HP上で質問がある場合など、「生成AIがお答えします」というサイトも増えてきました。 自治体の例と一緒で、ここにも人口減少と経費削減の陰が見えます。 神社界でもポスターや印刷物の製作に生成AIを使っている神社もあって、この先はもっと増えていくことでしょう。 流石に生成AIでも出来る事と出来ないこともあり、全てがそれに置き換わるとは思いませんし、そうさせてはいけないと思います。 さて、添付した生成AIで作られた宮司の画像はどうでしょう、似ていますか? 上は少し老け気味で、下はちょっと若い気がします。その中間あたりが今の宮司かなと、朝からまじまじと鏡を見てしまいました。 いずれにしても能登半島は珠洲の宗玄を持っているところにポイントが。 作ってくれたのは佐倉青年会議所の後輩で、東日本大震災や能登半島地震の被災地支援と復興活動に勤しんでいる、可愛い可愛い後輩女史。 お盆前に尊敬する東邦大学佐倉病院前院長の加藤良二先生と一緒に、暑気払いの一席がありますので、ちゃんとお礼をしませんとね。 確りと吞んで頂きましょう。それを世間では鯨飲と言います。宮司は鯨は卒業して今は海豚クラスです。 |
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新暦の八朔に [令和7年8月1日] | |
先般の第27回参議院議員選挙を経て今日、第218臨時国会が召集されました。 参議院本会議場では天皇陛下をお迎えして開会式が行なわれ、今月5日迄と短い期間ではありますが、国民の為の論戦をして貰いたいですね。 そんな今日ですが、台風9号が小笠原諸島沖を北上し、千葉県に最接近しております。 先日の台風5号と同じく、今回も関東に上陸はない模様で少しホッとしておりますが、今夜半にかけて局地的に大雨の降るところもあるそうなので、気を付けましょうね。 そしていつの間にやら台風10号も発生したらしく、こちらも現時点では上陸の可能性は低いですが、同じく気を付けましょう。 今日は8月1日。葉月の月次祭を奉仕し、玉体の安寧と皇室の弥栄。国の繁栄と氏子崇敬者各位の平穏を祈願致しました。 毎月1日には「ついたちお榊」と称して、神棚にお供えするお榊を拝殿前に出して、ご自由に持ち帰って頂いております。 榊には山榊と真榊があり、今回は真榊を準備しました。真榊とは葉が大きく、周りがギザギザしていないお榊です。 今は暑い時期なので当日の朝に榊を採取する事も有りますが、今朝は気温が下がるとの予報だったので、昨夕に額に汗して境内から神棚に良さそうなものを採取しました。 朝拝時に出したのですが、1件の外祭から戻ると、午前10時の段階で全部出払っていました。来月はもう少し本数を増やそうかな。 さて、8月1日は別名「八朔・はっさく」と言いまして、神様に初穂をお供えする風習がありました。 もちろんこの風習は本暦(旧暦)での換算になるので、新暦だと約一ヶ月ほど後の行事なんですが、今の時代、そして千葉県は超早場米・早場米の産地ですので、地域によっては新米をお供えしている神社もあると思われます。 初穂をお供えするので「田の実の節供」とも言いまして、この「田の実」が「頼み」に通じることから、日頃お世話になっている方への感謝の日でもあるんですよ。 今から53年前の新暦8月1日に、宮司はこの世に生を受けました。母親曰くとて暑い日だったそうで、昨日と一日ずれていたらピッタリだったかも。 お陰様で大病をする事もなく、色んな事を経験させて頂き今日まで来ました。 麻賀多神社の宮司に就任して今年で25年と、四半世紀が経ちましてもその間に御社殿と大神輿の大修営や宮司職舎の新築。 参道の拡張と枯れていた手水舎の復活。そして今は最大の事業となるであろう、新社務所の建設を進めております。 これまで来られましたのは、麻賀多の大神様の御神徳の他ならず、また氏子崇敬者各位と家族の支えがあってからこそと感謝しております。 新社務所の仮竣工が近づく中、当然の事ながら10月の御例祭や引っ越し等、スケジュール管理をどうやり抜くか、今はその事で頭の中がいっぱいの宮司。 なかなか順序よくともいかないものもあるので、盆月というお参りが少なめの今月に算段をして、出来るところから実行していきたく思います。 因みに画像の2枚目は昨年の今日に、葉月の月次祭で参進をしている様子です。 今日の月次祭参進時は小雨模様だったので写メは撮れず、こちらで代用することをご了承下さいませ。 |
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お餅を干しています [令和7年7月31日] | |
昨日、ロシアのカムチャツカ半島沖で発災したマグニチュード8.7の大地震。日本列島にも津波警報と注意報が発令されましたね。 予測では3〜4メートルの津波が襲来する可能性があるとの事でしたが、実際には岩手県久慈港の1.3メートルが最高位で、他もみんな予測を下回りました。 でも下回ったから良いわけではなく、過去には数時間後に大きな津波が襲来した事例もあるので、何故今日まで注意報が出たままなんだよ!というご意見もあろうかと存じますが、万が一では済まされませんので。 それにしても鉄道各社は、一部路線で運航中止などの思い切った対応をしましたね。海沿いを走るバスも運行中止になった路線もあって、移動に苦労をした方もいらっしゃったことでしょう。 公共交通機関だけでは無く、コンビニエンスストア各社やスーパーマーケットも海沿いの店舗で営業中止や休止。東日本大震災や昨年の能登半島地震での教訓が活かされたものと思います。 日本で起こった地震では無くても、これだけの影響が出るのです。 今のように全世界が繋がっていなかった時代では、いきなり大津波が押し寄せる事だってあったわけで、そうして亡くなった方々を慰め被害を後世に示す慰霊碑や津波の碑はとても大切なものなんだと言うことが判りますね。 今日は午後4時からライオンズクラブ国際協会333-C地区(千葉県)の地区災害支援委員会がリモートで開催されました。 昨日の津波警報の件と、現在進めている会員の安否確認が出来るアプリケーションの普及についての話し合い。 まさか会議前日に津波警報と驚きましたが、いつも通りで恐縮ですが「常に備えよ」なのですね。 今日は午前中に智勇権禰宜が公休だったので、宮司のワンオペ。御祈祷の奉仕と書類仕事をと思ったのですが、社務所内が空き段ボール箱で埋まりそうだったのでそちらの処理を行ないました。 お陰様と言うことなのですが、このところ地鎮祭などの外祭が多く、それも規模の大きな祭典が続きました。 外祭だと神社で祭段などの祭器具を持っていく場合と、イベント会社が入っての先方準備とがあるんです。 先方準備だと、海魚としてお供えする物も鯣などの乾物ではなく鯛などの生魚になります。 また神饌の台数も多くなり、鏡餅やお菓子もお供えされる事もあるんですよ。 特にお餅は重ねの鏡餅で、下が2升の上が1升と大きなものになります。 この鏡餅などの撤下神饌が、先述の段ボール箱にそれぞれ入っておりまして、その数だけ祭典を奉仕したことを表わすのです。 ただね、お餅はとっても有り難いのですが、時間の経過と共に固くなり、またカビてくることもありますよね。 巫女さんにわけて、ご近所さんにお裾分けして、残った分を天日干しにして、さて何に仕上がるのでしょうか。 天日干しだと揚げ餅が一般的ですが、この暑い最中に油ものを使うのはどうかなぁ。 良く乾燥させて、もう少し涼しくなってから揚げる感じかな。お汁粉でも良いけど、やっぱり暑い・笑 なんでも今の日本は、四季のある国から夏冬の二季の国に向かっているそうです。乾燥させたお餅の出番はいつになる事やら・・・ |
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令和7年葉月のしあわせ月もうで御朱印 [令和7年7月31日] | |
葉月の「しあわせ月もうで」は 陽を受けて こがね膨らむ 穂張り月 です。 毎日暑い日が続きますが、今を盛りにと陽の光が降り注ぎます。 8月は葉月と申しますが、その語源の一つに「穂張り月・ほはりづき」というのがあります。 穂とは稲穂。天照大神様のおかげを頂いて、稲穂が日に日に膨らむ月のこと。 やがて黄金色になる稲穂は、大きく膨らんで頭を垂れる。 お米の大切さが再認識された今の時代、今年も美味しい新米の収穫が始まります。 |
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榊、陽に焼ける [令和7年7月30日] | |
ロシアのカムチャツカ半島沖で発生した大地震により、日本の太平洋側に津波警報と注意報が。北海道のオホーツク海側にも津波注意報が発令されています。 海に近い方、また河口付近にいらっしゃる方は直ぐに避難をして下さい。 千葉県にも9時40分に津波警報が発令され、現在午後5時半過ぎですが、警報が継続しております。 宮司はこの7月1日よりライオンズクラブ国際協会333-C地区(千葉県)の地区災害支援委員長を仰せつかっており、沿岸地域のライオンズ統括者の方々に万が一の場合に備えての連絡調整などを致しました。 津波は第1波よりも次、またその次と大きくなっていく傾向にあります。明日までは気が抜けない状況ですので、この暑さの中での避難は大変ですが、水分補給などをして今暫く避難場所に止まって下さいね。 今日も暑かったですね。気象庁の発表によると兵庫県丹波市で午後2時39分頃、41,1度という国内観測史上最高気温をたたき出したそうです。 そして国内で40度超えを観測したのは、今季初めて。遠く兵庫県の話とは言え、そりゃあ千葉だって暑いわけですよね。 その暑さの中ですが今日は大安日でして、お陰様で外祭が3件ほど入っており、宮司がご奉仕をさせて頂きました。 1件目は午前10時半のお式で、2年ほど前に地鎮祭を奉仕した大型物流倉庫の竣工式。 場所は四街道市成山でして、国道51号線沿いなので建設の模様をご覧になった方も多いかと思います。 施主は大和ハウス工業で、世界のナイキが借り主。施工は奥村組で、とにかく驚くほどデカい。 元元はイオンが来るとか来ないとかの区画整理の土地でして、長らく塩漬けになっておりました。今回は第2期で、その後の計画もあるそうなので、今後が楽しみですね。 2件目は正午から野狐台町の前祭礼委員長こと、兼坂順之さんご自宅の地鎮祭。普段はのぎつね整骨院の院長として活躍され、宮司も貰い事故のリハビリでもお世話になりました。 そして3件目は午後3時半から神社の斜向かいで同じく地鎮祭。施主は長年お世話になっている宮小路町の細谷幸平さん。 建てるのは会社の事務所で、昔住まわれていた建物の区体を使ってと、少し特殊な工法だそうです。 元の建物は細谷さんのお祖父様の代で建てたもので、お祖母様の「大事にしてね」との言の葉を活かされる事になりました。 因みに建てられたのは昭和33年(1958)で、棟には上棟の際の七五三柱が残っており、2代前の宮司がご奉仕したことになります。 午後3時半のお式ですので、神社を15分前に出れば充分に着きます。だって斜向かいですからね。 実はここで事件が起こるのです。社用車に玉串のお榊を積んで1度社務所に戻った10分の間に、なんとお榊が熱と陽の光で焼けてしまったのです。 車中は熱くなるからと、窓は全開にしておいたのに、社務所から社用車に戻ってビックリ仰天でした。 毎年の夏、車中に子供を置き去りにした事によって、とても悲しい結末の事件が起こります。 夏の車中は榊の葉ですら短時間で焼けるほど熱い。ましてや子供は、それだけでは済まないのです。 七峯をお読みの方には、その様な事は無いと思いますが、もし万が一その様なシーンに出くわしたら、即座に助けてあげて下さい。 明日も暑い一日となりそうです。充分な睡眠を取って、また良き一日と頑張りましょう。 |
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安産祈願(令和7年8月・9月の戌の日) [令和7年7月30日] | |
令和7年8月の戌の日 9日(土曜日)21日(木曜日※両縁御朱印日) 9月の戌の日 2日(火曜日)14日(日曜日)26日(金曜日) 安産祈願には御神札・安産御守・腹帯布守・安産絵馬がつきます。 (腹帯布守は、秋の大祭で大神輿の担ぎ棒に巻かれていた晒を安産祈願用に奉製した御守です) 御祈祷の際は腹帯を持参してください。 腹帯の形状は問いません。 (サラシ・腹巻き状・ガードル式・ベルト式など、実際に妊婦さんが使用するもの) ※腹帯を使用しない方は持参不要です。 尚、戌の日以外でも安産の御祈祷や、 神札・御守の授与を行なっております。 ・平日の御祈祷はご予約をいただくと、待ち時間無くご案内が出来ます。 ※一組の昇殿人数は、妊婦さんを含めて大人が6名。お子さんが居る場合はその数に含めません。 麻賀多神社社務所 043(484)0392 電話受付 9時より17時まで |
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白いお粉は命の元 [令和7年7月29日] | |
昨夜開催された千葉県神社庁印旛支部の暑気払い。当社からは宮司と智勇権禰宜が参加を致しました。 総勢約30名となかなかの規模となりまして、印旛支部以外からも一宮や我孫子、また山武郡市よりも参加を頂きました。 流行病前迄はこのような企画を毎年行なっており、特に山武支部の皆さんとは交互に開催するなど、やっとその頃に戻ってきた気が致します。 会場はJR成田駅近くの鳥半・魚半さんで、お料理のボリュームが半端ではない。 特に一人一皿で饗された鳥の半身揚げは絶品で、そして食べきれないほど大きかったです。 勿論、智勇権禰宜は平らげましたが、宮司はその他のお料理と共にお土産コース。 多分、智勇権禰宜の昼餉におかずとして出てくるのではと思われます。 またみんなで集まろうねと、京成電車で帰倉した宮司でございました。 神主の呑み会や集まりって、だいたい先負に開催することが多いんですよ。 何故かというと、翌日が仏滅でお参りが少ないから。お宮によっては社務お休みの所もあったりします。 その仏滅の今日、なんと地鎮祭が入っておりまして、それはそれで有り難いのですが、今日の事があるので昨夜は少しセーブをしてみたりもしました・笑 天気予報を見ますと、今日が今年一番の暑さだそうで、全国の観測地点では過去最高の猛暑日予想。 朝のニュースでそれを見た宮司は気合いを入れ直して、建設地に向かったわけです。 地鎮祭が行なわれる場所って、当然の如く日陰がない。文字通りの炎天下でして、天照大神様の光を全身に受けてのご奉仕となります。 お供え物には3つの外せないものがありまして、一番はお米。次にお酒。そして塩となります。 いずれも大事なものなのですが、この時期は特にお塩がとっても大事。ミネラル分が多いとされる粗塩とか、そんな贅沢なことは言いません。精製塩で十分です。 沢山汗をかきますので、祭典後の社用車の中でお下がりの塩を舐めつつお宮に帰ってくるのです。 これも舐めすぎると喉が渇き、余計に水分を取ることになるので、ほどほどの良い塩梅に。 さて、帰社をして汗の滴る白衣を洗濯機に投入し、背広に改服。これから神社庁の月一役員会で千葉まで出向きます。 また汗をかくと思いますので、夕刻にJR佐倉駅に降り立ってからは、少しく喉を潤して帰宅することに致しましょう。 それでは行って来ます!! |
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7月末は風祭 [令和7年7月28日] | |
夏の高校野球千葉県大会、昨日に八千代松陰対市立船橋が決勝戦を行ない、延長10回タイブレイクで市立船橋が優勝を飾りました。 追いつき追い越せの手に汗握る試合。本当に凄かった。両校ともこれまで6試合を勝ち進んで、気力も体力も限界で決勝に臨みました。よく頑張りました。 大相撲では柏市出身で平幕の東前頭15枚目の琴勝峰関が初優勝。千葉県スポーツ界の底力を見たような気がしました。 市立船橋、そして琴勝峰関には、より高みを目指して精進をして欲しく思います。おめでとうございました!! 沖縄付近をウロチョロしている元台風8号。一旦熱帯低気圧になりましたが、なんと今日になって台風に復活という転身を遂げております。 そんな事もあるんだと調べてみると、台風の定義では中心付近の最大風速が17,2メートル以上で、それ未満だと熱帯低気圧に区分されるそうです。 しかし乍ら、そのちょっとの風速の差であっても降る雨の量は変わらずで油断は禁物。 今回は台風に復帰をしていますので、発達によってはより危険性が増して、厳重な警戒が必要となります。 沖縄から九州南部ではその影響が大きいのですが、当地千葉県ではカラカラ天気が続いております。 天気予報図を見ると、本州南部には台風9号が父島付近で停滞をしており、今週末につれて北上。 まだ予報円は大きいですが、東側に進路を取ると関東に架かってくる可能性があるのです。 夕立もご無沙汰なので一雨欲しいところですが、カピカピの地面にいきなり大量の雨が降ると土が流れてしまいます。いいあんばいって難しいですよね。 毎年7月28日は城・麻賀多神社で風祭という祭典を齋行しております。 このお祭りは名前の通り、この時期に訪れる台風などの自然災害で農作物に影響が出ない事、そして季節の変わり目に体調を崩さないようにと願うものです。 立春から数えて209日、俗に言う二百十日(にひゃくとおか)には天災が起こりやすいとの言い伝えによるもので、城では城区と六崎区より獅子頭を出してその厄災を祓うのです。 同日には寺崎・神明神社でも風祭を齋行しますが、こちらは数年前まで8月28日に行なっておりました。 現在の太陽暦(グレゴリオ暦)では9月1日当たりが二百十日にあたりますが、これだと既に稲刈りが済んでおり、一ヶ月前倒しに変更をしたんですよ。 では7月28日だと二百十日より一ヶ月早いのではないかという事になりますが、明治5年に改暦される前迄使っていた本暦(旧暦)の日にちにをそのままに祭典を行っているという訳なんです。 京都の祇園祭も御神輿の還御が済んで、今夜は使用した御神輿を清める「神輿洗・みこしあらい」が四条大橋で行なわれます。 夏のお祭り、当社でも今日の2社で仕舞いとなりまして、来月からは秋の御例祭準備も本格化してきます。 今夜は千葉県神社庁印旛支部の暑気払い。久々に支部の仲間と一緒に盃を交わして、秋へ向けての鋭気を養ってきます。 いつも養っているじゃんって言わないでね・笑 |
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佐倉青年会議所50周年式典 [令和7年7月27日] | |
七峯を書くにはは珍しく、只今午後10時を回っております。Eテレでは芸術鑑賞として今年5月に歌舞伎座で行われた八代目尾上菊五郎襲名披露公演の弁天小僧菊之助が流れております。 毎年5月の歌舞伎座は團菊祭が行われており、良い演目のオンパレードなのですが、日程が合わずに今年は見送りました。 色色とお役目を頂く年周りとなりました。用事と時間は自分だ作るものだと言いますので、また歌舞伎座へ行きたいと思います。それより今は、睡眠時間かな・笑 昨日の話になりますが、公益社団法人佐倉青年会議所の創立50周年記念式典が、佐倉市ユーカリが丘のウィシュトンホテルで開催されました。 青年会議所、アルファベットで略しますとJC。j Junior Chamber、青年経済人となりまして、国際組織ですのでInternationalなので胸につけるバッジは「JCI」と刻印がされています。 40歳定年制の組織。宮司も13年前に卒業を致しまして、昨年より佐倉青年会議所OB会長の職を頂いております。 佐倉JCが生まれたのは昭和51年7月7日。七夕様の日に日本青年会議所より認証を受け、設立総会が行われました。 それよりこの方、街づくり人づくりを主題に郷土佐倉のために尽力をして参りました。 詳しい活動は下記のアドレスからご覧を願うとしまして、式典には県内外より170名を超える方々のご参列を頂戴し、主賓の西田三十五佐倉市長を始め、多くの方からお祝いの言の葉を頂きました。 で、OB会長たる宮司のお役目ですが、祝賀会の乾杯の発声。これは歴代OB会長のお役目で、もう一つは締めの発声。 佐倉の締めと言えば、麻賀多神社の八平手。佐倉JCでは佐倉締めと呼んでおりますが、それを冨永隆太佐倉青年会議所理事長と西田市長と共に発声を致しました。 あ!!本物の登場だとの会場からの声には拍手も頂きました、大盛会の内にお開きとなりました。 当然の如くながら、そのまま帰宅する事もままならず、二次会三次会とOB仲間で盛り上がり、久しぶりに夜中に起きる事もなく朝を迎えて。 こういう時って午前中は元気なんですよ。午前中はね。お昼に近づくと共に気持ちが下がって来まして、手作業をしつついつの間にやら居間で寝ておりました。 佐倉JC、50周年の記念事業も沢山計画をしておりますが、一番大掛かりなのは10月25日に佐倉城旧大手門広場にて行われる佐倉城復元プロジェクトのピーアールと手筒花火です。 麻賀多神社の御例祭を納めて間近、未だその興奮が冷めやらぬ中において、神社近くで行われるイベントにも多くの方のご来訪をお待ちしております。 プロジェクトの道は長いといえども、先ずは最初の一歩。冨永理事長と佐倉JCメンバーの活躍は勿論、OB会としてもバックアップ。そして皆さん方のお力添えも宜しくお願い致します。 公益社団法人佐倉青年会議所 https://sakurajc.org/ |
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境内は薬草の宝庫? [令和7年7月26日] | |
台湾の林佳龍外交部長が来日中で、超党派の議員連盟である日華議員懇談会の古屋圭司会長や高市早苗前経済安全保障相達とと会談をしたと、各報道機関が流しました。 台湾政府でいう部長とは、日本では大臣にあたりまして、やはりというか中共がギャーギャー騒ぎ出しました。 たかが大臣クラス一人が来日したところで、大国を自任する中共であれば、ドーンと構えていた方が株が上がるのでは?笑 今回、林外交部長は大阪・関西万博を視察する予定で、中華民国対外貿易発展協会の「TECH WORLD」を訪問するそうです。 台湾は博覧会国際事務局の加盟国ではないので、「台湾」の名で万博には参加が出来ませんが、民間組織としてなら問題無し。 この民間組織というもの、殆ど政府組織と変わりませんで、東京には台北駐日経済文化代表処という大使館に相当するところがあり、台北には日本のそれがあるので、黙認しとけば良いじゃんとね。 さて、「今日も本当に暑いですね」がご挨拶の基本になっておりますように、今日も暑いですね。 千葉県は熱中症警戒アラートが発令中でして、基本的に屋外の作業はしないよ!!となっております。 しかし乍らですねぇ、境内東側と神社駐車場の間あたりの草が繁茂しすぎてしまい、一部ですが通行の妨げになる恐れが出てきてしまいました。 草って本当に強いですよね。カラカラ天気なのに、そして水をやってっいないにも関わらずぐんぐん伸びる。 その生命力たるや、五十路を過ぎた宮司に少し別けて頂きたいくらいです。 社務と宮司の予定を見ると、ここ数日では今日しか草取りが出来る日がない事が判りまして、12時から約2時間にわたって作業を致しました。 繁茂しているのは薄(すすき)で、元は生えていなかったのですが、どこからか種が舞い降りたようで、この3年ほどで広範囲に広がりました。 次が熊笹。元元は本殿を囲んでいる玉垣周辺に生えていて、そのあたりの土を移動した際に熊笹の根が混在していた模様。 こちらは凄い勢いで範囲を拡大しており、薄を凌駕するかもしれません。 いずれも多年草で、地中に根を張り巡らせていつの間にか一大勢力を形成します。 この付近は蕺(どくだみ)が沢山生えておりましたが、あの生命力の強い蕺ですら、薄と熊笹には敵わないようです。 よくよく考えますと、蕺も熊笹も煎じて飲むと薬になりますよね。強いわけですよ。 では薄は?と。まさか薄はそういう使い道はないだろうと調べましたら、あるんですよ。 鹿児島県薬剤師会のHPによりますと、晩秋に根ごと採取して水洗いの後に乾燥。 それを煎じて飲むと、「利尿と解毒、そして風邪に効果があるといわれている」と記載しておりました。 今まで何気なく草取りをしておりましたが、これからは活用を考えながら作業しようかな。 でもね、採取して乾燥させるまではやるけど、実際には薬局で買ってきたものを飲むという落ちが付くと思われます。 |
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