七峯の丘から

家族旅行? [平成22年8月19日]



飛梅前にて

これが問題の!!
 長いようで短かった4日間目のスタートです。昨夜の宿「わらびの」を出発し九州横断道を西へ、太宰府天満宮に向かいます。大分県から福岡県に入り鳥栖通過だけ佐賀県でまた福岡県に突入。そんなこんなでお昼前に太宰府市に入りました。
 ここでワンポイント。「だざいふ」をワープロで変換すると、「太宰府」と「大宰府」の二つが出てきます。この違いは何か!?
 「太宰府」は主に地名などを現します。ですので太宰府天満宮は「太宰府にある天満宮」ということなので「太」の文字。
 「大宰府」は大和朝廷の役所を表すときに使われます。太宰府市にはこの政庁跡が遺されており「大宰府政庁跡」として史跡に指定されています。後にお詣りする天満宮の祭神菅原道真公は、讒訴(※)され右大臣より大宰府の長官代理に当たる大宰権帥(だざいごんのそち)に左遷されました。大宰権帥はかなり高位なのですが、道真公の場合は朝廷の中枢にいた方なので左遷扱いになっています。

 さて、太宰府天満宮では初日の青島神社同様に御祈願を受けました。天満宮の社殿は道真公の亡骸をお祀りしているので御殿の形状も通常の神社とは異なり本殿・幣殿・拝殿が一体となった造りです。ですので御祈祷を受ける拝殿は一般で言う軒下あたりになります。
 しかし懐かしいです。大学3年生の実習で1週間ほどご厄介になり、もう一泊させていただいた夜に台風が通過したこと。そして宿直の神職さん達と普段は開けっ放しにしてある本殿の扉を閉めてまわったことなど、もう17年も前の話になります。当時お世話いただいた若手の皆さんも皆さん紫袴になられていました。
 御祈願も相済み、梅園の茶屋へ。今日も暑いので私はところてん、愚息はソフトクリーム、禰宜はミルク金時を頼んだところで「?」な事が起きました。茶屋のおねえさんが「ミルク金時に掛けるシロップは何にしましょうか?」と。シロップ?って言われてももう白いの掛かってるし・・・・
そしておねえさんから衝撃の一言「だってそのままだと色が付いていないでしょ。イチゴでもメロンでも掛けないと色着かないじゃない。それじゃぁお金はもらえない」と。
 もう言わんとしている趣旨が解らないのです。ハッキリ言って会話が成り立たない状態だったのですが、おねいさん「だったらミルク多めにするね」と。よくよく聞いたら禰宜が頼もうとしたものはあちらでは「こおりぜんざい」と言うらしく、「千葉ではこれがミルク金時です」と言ったらビックリされていました、そして大笑い。地域性ですねぇ。
 沢山笑ったところで福岡空港より羽田、そして佐倉まで帰ってきました。今回の旅行もいろいろな方と出会え、その地ならでわの体験をすることが出来ました。愚息達にも何かしら心に残る物がればと思います。


※讒訴(ざんそ)人を陥れるために悪く告げ口をすること。また、かげぐち。

太宰府天満宮 http://www.dazaifutenmangu.or.jp/