
系図甲巻

紀貫之の頁
職場体験学習で文化財のことを記しましたが、何を使用したのかというと「紀姓堀田氏系図」という、佐倉藩主堀田家の家系図です。 明治初期に堀田家より奉納された「甲巻」「乙巻」の二本からなるもので、その直径は約10?というものです。 堀田氏は紀姓の流れをくんでおり、その祖である武内宿禰の出生から始まる系図は余りにも長く、正直宮司のあたくしは全部を見たことがありません。 ただし、佐倉市教育委員会の調査を受けた際に、全編画像撮影をしているので、実際にはそちらを見た方が劣化を防げると言うことになります。 紀姓ですので、有名なところでは平安時代の歌人で古今和歌集の編者でもある紀貫之の名も出てまいります。 教科書に出てくる方の名が佐倉のお殿様に繋がる。子供達は目をきらきらさせて話を聞いておりました。 これを機に、一度全編を目通ししてみようかと考えております。
※劣化防止のため、系図は非公開と有っております。
|