七峯の丘から

猫に餌はあげないで [平成29年11月20日]


 ここ半月ほど境内に見慣れない野良猫が数匹おります。首輪もしているのも見かけます。以前は母ニャンとスルメのみでしたが、黒いのやら灰色のやらがウロチョロするようになりました。
 その原因は、境内でのキャットフードなどの餌やりです。当社では従来より境内での餌やりは禁止しており、その旨の注意書きも掲示してあるのですが、それを無視するように餌が撒かれるようになりました。
 今朝も拝殿の基壇あたりにキャンパスが撒かれており、過去には御殿の昇降口階段下など、目に余るものがあります。
 野良猫というのは、自身で餌を捕り生活しています。それが突然目の前に餌を置かれると、普段よりも沢山食べてしまい、吐き気を催すなど体調を崩してしまうのです。
 また、御殿のお供え物にも手を出すようになり、祭典齋行に支障を来すこともあります。
 このようなことを注意書きに図まで描いているのに餌やりを行なうその神経は崩壊しているとしか思えません。
 自分勝手な行動が、結局は猫たちを苦しめていることに気付かない。本当に最低なことだと憤りを禁じえません。
 境内での餌やりは本当に止めて下さい。ここをお読みの方で、餌やりを見つけましたら、社務所までご一報願います。