
若宮稲荷神社

紅葉山稲荷神社参道
今月も早いものでもう半分まできましたね。今年は初午が2月2日と早いことも有り、今日14日が二の午になります。 午の日はお稲荷様の御縁日。京都の伏見稲荷大社に神様が降臨されたのが午の日とされ、それ以来2月最初の午の日を初午、そこから12日毎に二の午、三の午と稲荷神社関係の祭典が行われます。 当社では境内摂社の若宮稲荷神社で初午祭を齋行しますが、上記のように今年は節分前と言うことも有り今日の二の午で祭典を齋行しました。 また、兼務社である富里市七栄の紅葉山稲荷神社は二の午が祭礼日なので、同じく本日二の午祭を齋行しました。 紅葉山稲荷神社は江戸城内紅葉山に鎮座していた由緒を持ち、明治維新で江戸城か開城となり城内の社殿が取り壊されることを知った佐倉藩士が御神体その他を佐倉に持ち帰り、七栄に鎮座したのが始まりです。 今年は鎮座より150年の節目にあたり、記念誌の発行など事業を行なう予定です。 また10月の御例祭に合わせ御鎮座150年記念大祭を齋行する予定にもなっております。 今日も祭典後の直会ではその話も出て、大いに盛り上がりました。 七栄は佐倉藩士を始め全国の武士が集まり、刀を鋤鍬に持ち替えて開墾したところ。その苦労が今の繁栄に繋がっています。 御鎮座150年のお祝いももちろんですが、先人達の偉業を顕彰することも進めてまいりたく思います。
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