七峯の丘から

将門町神輿清祓式 [令和5年10月3日]

「立派な御神輿」

「町内全員のお直会」
 昨夜、無事に帰倉致しまして、JR佐倉駅の改札を出ると、心地よい虫の音と秋の臭いを感じました。
 やっぱり佐倉って良いなぁと、帰ってくる度に思う宮司でございます。
 JRにもお祭りのポスターが貼ってありまして、それも改札の所に特別掲示板を設置頂き、ありがとうございます。
 そして、来週の金曜日にはお祭りが始まるんだという、現実感もヒシヒシと感じるという・笑
 今回の金沢出張は一日半という旅程でしたが、この時期は少し留守にしただけでも用件が溜まり、今朝の宮司のデスクには様々な書類が有りまして、その後は智勇権禰宜より伝言事項が次々と読み上げられました。
 一昔前までは、これくらいの仕事量何でもなかったのですが、ダメですね今はすっかり旧式になってしまった宮司のコンピュータでは、演算速度がついていきません。
 この朔日の話になりますが、兼務地域の佐倉市将門町で町内神輿の御霊入れと清祓式を、智勇権禰宜が奉仕してまいりました。
 ご多分に漏れず、こちらのお祭りも4年振りとあって、大勢の氏子さん達が集ったそうです。
 将門町には神社は鎮座しておりませんが、隣の大佐倉区にはその名も将門神社がございます。
 その昔、平将門公が陣屋をおいたとされる場所で、愛妾の桔梗がその場所を敵方に漏らしてしまった事から、この地には桔梗の花は咲かないとされています。
 その真偽の程は不明ですが、将門神社の裏手には小さな桔梗塚が有るんですよ。
 話を戻しまして、将門町の御神輿は町内の方の手作り。中々立派な御神輿です。
 大きさもかなりありまして、氏子さん曰く「昔は体力も有ったけど、今は大きすぎるなぁ」と苦笑されます。
 実際の渡御は次の日曜日、8日でして、大人神輿と子供神輿が先述の将門神社まで渡御を行ないます。
 渡御を終えると、2基の御神輿は町内会館に仕舞われますが、その際はお祓いして納めた御霊はそのままに。
 これも先述しましたが、神社がないので、御神輿が神社替わりとして氏子さん方を見守って頂くという理由からです。
 7日の夜には宵宮が、これまたとても賑やか且つ大規模に行なわれる予定です。
 朔日の午後から金沢出張だった宮司、将門町の皆さんと久しくお目にかかっていないので、宵宮に行ってみようかな!!