
「手前が肴町の山車」

「捧げ銃」

「沢山のご来倉」
昨日の16日、JRグループがダイヤ改正を行ない、これに伴って北陸新幹線が金沢から福井県の敦賀まで延伸。 元日に北陸を襲った能登半島地震の復興に、同日から始まった北陸応援割と相まって大いに資すると報じられております。是非そうなって貰いたいですね。 ただ、現実を見ると被害の大きい能登半島にはまだ観光客が宿泊するような場所は無く、関西方面から石川県の和倉温泉まで直通していた特急サンダーバード号も廃止。 1本で行けていた場所が乗り換え2回となると、それだけでも足は遠のくというもの。 千葉県内でもJR京葉線で朝夕の通勤快速と快速がほぼ廃止になり、ダイヤ発表と共に千葉県を上げての大反対が巻き起こる事態。 佐倉を通るJR総武本線の特急しおさい号も運転本数の削減と、終点が銚子から繰り上がる本数が増えるなど、地元との繋がりが薄れるものとなりました。 鉄道会社も利益を上げなければならないのは当然としても、余りそこにシフトすると公共性が失われます。 佐倉は比較的鉄道に恵まれていますが、これから進む人口減少でそれもどうなるか判りません。 国鉄が分割民営化される際に、その膨大な債務はJR各社に引き継がれず、未だにたばこ税などで返済しているはず。 JR各社の経営陣はそこの所を忘れること無く、経営に当って欲しいと思います。 さて、昨日行なわれた佐倉時代まつり。少し時間が出来たので、禰宜画伯と小一時間ほど出掛けてまいりました。 「まつり」の文字がつくので、神社が主催と思われた方も多いみたいでして、お陰様というか、かなり多くのお参りが有りました。 新町通りをメイン会場に、新図書館の夢さくら館や京成佐倉駅に通じる一方通行の下り坂でも色々な催し物がありました。 宮司は午後から千葉県神社庁例祭に参列するため、余り時間が取れませんでしたが、氏子さんをはじめ西田市長や岩渕商工会議所会頭など、いろんな方とお目にかかることが出来、暫し歓談をました。 時代まつり協賛事業として、氏子町の肴町では復元作業が続けられている竹生島龍神山車がお披露目されました。 昨年10月の御例祭では未だ車輪が完成しておらず、山車本体のみの展示でしたが、今回は曳き廻しも行なわれ、目頭を熱くする人の姿も。 残りの工程として、白木部分の漆塗りが残っていますが、今年の御例祭の楽しみが増えました。 夢咲くら館の出店ブースにはむすびマルシェでお世話になっている焼き鳥の鈴乃屋さんや飴細工のこみちゃん、そして清酒旭鶴の田中社長もいて、小さいコップでしたが樽酒を・笑 神社への帰り際、美術館付近で佐倉藩鉄砲隊と遭遇。隊長さんよりお声掛け頂き、捧げ銃の栄誉礼を受けました。 これには嬉しくも、沢山の方の被写体になりまして、ちょっと恥ずかしくも・笑 明るい時間に新町通りを禰宜画伯と歩くことも少ないので、青空の下に貴重な時間を過ごせました。 時代まつりに係わった皆さん、お疲れ様でした。ソーランは見られなかったけど、艶やかで賑やかだったろうな。
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