七峯の丘から

富里スイカのご奉納 [令和6年5月23日]

「まるまる」
 昨日は香取神社連合会で上野と七峯に書きましたね。その後に打ち合わせがあったのですが、それまでに少し時間があったのでアメ横を歩いてみました。
 アメ横、本来はアメヤ横丁とは有名な話ですが、魚介系のイメージが強いアメ横は、戦後の闇市で多くの飴屋さんが店を出したのが始まりだとか。
 その名残りでしょうか、二木の菓子という有名なお店が今も営業しておりますので。
 年末になると迎春の準備でごった返すアメ横から中継がよく流れます。そこにはダミ声のおっちゃんがね。アメ横名物ですわ・笑
 ですが、今のアメ横は中華系の侵入?が多くなり、煮た豚足など、豚を使った料理が山のように積まれた店がかなり目立ち、従来の魚介系の影が薄くなってしまいました。
 豚足が好きな宮司ですが、時代の流れとはいえアメ横はアメ横でいて欲しいと思います。どうなんだろうなぁ
 売っている果物も中国南部や東南アジア景が多くなりましたね。そこにはカットした西瓜も並んでおりました。
 一昨日の早朝に佐倉市倫理法人会のモーニングセミナーにおいて、「祭を紡ぐ」と題して講演をしたと七峯に書きました。
 年に一回の講演ではありますが会員の皆さん、特に役職員の皆さんにはとても丁寧にして頂いております。
 特に前会長である山藤利夫さんには普段より目を掛けていただき、時期にもよりますが講演の後、もしくは旬になると山藤さんの会社が有る富里市の名産「富里スイカ」をお贈り下さいます。
 今回は初物を準備して下さり、重くて荷物になるけどとモーニングセミナーの帰り足に手渡してくださいました。
 そうなんです、良い西瓜って水分をしっかりと保っているので、ズシーッと重いのです。本当に重かった・笑
 火山灰土が覆う富里市では西瓜栽培が盛ん。昭和10年(1930)に富里村西瓜栽培組合が結成され、その翌年には皇室に献上した歴史があります。
 先程、西瓜は富里名産と書きましたが、富里西瓜は今やブランドで、富里市には日本で唯一のスイカマスターもいるんですよ。
 西瓜にはビタミンAを始めカリウムなどの栄養素が豊富。利尿作用があることから、肝臓病や身体のむくみ予防に良いとされております。
 禰宜画伯、実は西瓜が苦手でした。その心はそもそも瓜系が苦手でして、今も胡瓜やメロンが食べられません。
 瓜特有のイガイガ感がそうさせているのですが、一か八かで富里西瓜を食べてみたところ、これが美味しい!!となりまして、今や富里西瓜は禰宜画伯の好物の一つとなりました。
 山藤さんから頂いた富里スイカ、今回も先ずは麻賀多様の御神前にお供え。神様に沢山お召し上がり頂いた後に、お下がりを美味しく頂戴したく思います。