七峯の丘から

初万年筆 [平成29年2月27日]


 大人のたしなみ、なにかすてきな響きがありますね。
 代表的な物と言えばお酒でしょうか。何かと煙がたがれているたばこもその一つかもしれません。これらは嗜好品ですが、身近に使う物として万年筆というのも外せないでしょうね。
 いろいろな筆記用具がある中で、ペン先の強弱によりインクの出が変わる万年筆。その時の文面や心境によって筆圧も変わります。気持ちを伝えるに貴重な道具です。
 先月の息子の成人式にはたくさんの方より祝福をして頂きました。お祝いのお品もいろいろと頂戴した中に一本の万年筆が。それも氏名入りで整えられた一本がありました。
 送り主は宮司の大学時代からの友人で、大阪より送って下さいました。
 今月も残りわずかとなり、祭典も一段落ですので、成人祝いの返礼品をやっとお送りする次第となり、社務所の和室でなにやら真剣な眼差しをしている息子。返礼品と同送するお礼状を書いているところでした。
 手にはお祝いでいただいた万年筆。これを贈ってくれた彼の下にも、金釘文字ですが自筆のお礼状が届くことでしょう。
 手入れをしながら、長く大事に使って欲しい。大切な一本をありがとう、ひらちゃん(^_^)