七峯の丘から

中央研修会〜広島〜? [平成29年3月24日]

千葉県よりの参加者面々です
 中央研修会の二日目朝、会場で司会が必ず言おう台詞があります。
「皆さん、昨夜は懇親を深められたでしょうか?」
はい、毎回しっかりと旧交を温めております。
 さて、今朝は会場となっているANAクラウンプラザホテルから平和記念公園へまいり、研修会参加者全員で黙祷と平和への祈念をして詣りました。
 本会場に戻り、第3講の受講が始まりました。講師は先ほど参拝した公園内にある、広島平和記念資料館の志賀賢治館長です。
 昨日も記したように、平和教育というとどうしても政治信条が織り交ぜられた物に陥りやすいのですが、志賀館長は事実を事実として伝え、それが今につながっていることを強調されました。
 今回の講師陣ではお二人が博物館や記念館の館長を務められ、客観的な展示をすることによって、イデオロギーで隠されてしまった当時の人々の生活をしっかりと伝えることを信条として活動されています。また第一講のケントギルバートさんも、情報は自分でしっかりと調べ、マスコミから流れてくる物だけが真実ではない。歪曲された物の方が多いという事を話されました。
 今、国会では伝聞や噂を証拠とした情けない無駄な時間が費やされています。そのような方々に、今回の講義を聴いていただきたいです。
 二日間の研修会も無事済んで、閉講式では来年度開催県の長崎県神道青年会より、案内がありました。
 奇しくもというようなつながりを感じますが、しっかりと研鑽を積んでいきたいと思います。
 開催県の広島県青年神職会、そして主管地区の中国五県青年神職会の皆さん、大変お世話になりました。来年は長崎佐世保の地で再会しましょう!!

広島平和記念資料館 http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
呉市海事歴史科学館(通称・ヤマトミュージアム)
http://yamato-museum.com/