社務所建築視察・京都編? [平成29年4月26日] | |
今回の視察も最終日となりました。いやぁ、ホントに歩いた三日間でした。 今日は今回のメインとも言うべき京都御所と仙洞御所の参観です。 一般的に京都御所というと、京都市内の地図でいうと一番大きな縦長の長方形と感じますが、それは宮家跡や公家宅跡を含んでおり、正式には「京都御苑」という国民公園で環境省管理です。 正式な京都御所とは、御苑内にあって紫宸殿や小御所などの建物が建っているところを表し宮内庁管理。現在でも皇室の行事が行なわれております。 この京都御所ですが、参観は以前ですと事前申し込みが必要でしたが、現在は当日受付に行き、持ち物検査などを受ければ参観が可能です。 仙洞御所は譲位した天皇、すなわち上皇がお住まいになったところで、現在は建物はなく庭園が公開されています。こちらは基本事前申し込みですが、時間帯と人数を区切り、当日の申し込みも可能です。 両方の参観とも、詳しくは下記の宮内庁HPを参照願います。 ここでは参観についての感想は申しませんが、京都においでの際には是非とも参観して欲しい場所です。 お土産物や食べ歩きも良いですが、御所こそが「ザ・日本!!」でございます。 さて、御所の素晴らしさは当然としても、そこにある、そして参観者があまり気にしない建物があります。そここそが今回のメイン、仙洞御所・大宮御所参観者待合室です。 表題にもあるように、今回は麻賀多神社で予定している新社務所建築の参考となる建物を視察すること。 昨日まで記した神社や寺院でも、ちゃんと参拝した後は、境内と建物の配置や、社務所や寺務所機能をじっくり観察させて頂きました。 観光であるならば、カメラのレンズを社殿や本堂に向けますが、今回は境内全体や、社殿と参道、そして社務所との導線を収めてきました。 たぶん、あの人はどこを撮っているんだろうと、社務所や寺務所の中から不審に思われたことでしょう。ご心配をおかけ致しました。 上記の参観者待合室は先月に竣工したばかりで、当社新社務所の仮設計と照らし合わせ、一致する点が多くあります。やはり、実物を見ると言うことは大事ですね。 最後に、今日の昼餉をご紹介。七条にある創業400年の「わらじや」。鰻の雑炊が有名なお店で、かの太閤秀吉公がここで草鞋を交換したことより、「わらじや」と名乗ったそうです。京都においでの際は寄ってみてはいかがですか(^o^) 宮内庁(参観) http://sankan.kunaicho.go.jp/index.html わらじや(食べログ) https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260304/26000406/ |
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