七峯の丘から

散供(地鎮祭)  [平成29年6月27日]

野狐台町

表町
 午前中に2件の地鎮祭を奉仕しました。朝方の雨で地面のぬかるみが心配されましたが、両方ともしっかりとしており、大変助かりました。
 1件目は野狐台町、2件目は表町で、秋の大祭はもとより、町内行事にも積極的に活動を頂いているお家です。本当にありがたいです。
 さて、当社で奉仕する地鎮祭では、祭典後に施主家にて地縄に沿って散供(さんく)をして頂いております。
 地縄は建築物の基礎周りを現し、祭段はその地縄内の中央に立てます。そこに神様へお越し頂き祭典を行います。
 散供とは、お供え物を撒くと言う事。地面に直接撒くことで、土地の神様へお供え物をするという意味合いです。
 当社の散供は地縄に沿ってお米一升を撒きます。鬼門を出発点として、時計回りに進み、再び鬼門に戻ってきたときにすべて撒き終えるようにします。
 このお米は鳥によって高天原の神々にも届けられ、建築の安全と施主家の家内安全も祈念するものとなります。
 今日ご奉仕したお宅に、素晴らしい新居が完成されますこと、改めてお祝い致します。