七峯の丘から

鹿渡も雨の例祭 [平成29年10月19日]

今日の香取神社

古写真
 昨日の晴れ間は本当に貴重でしたね。今日も再び雨です。それもシトシトでは無くの本降りになってしまいました。
 今思うにも、提灯を下ろして於いて良かったと少しですがホッとしております。
 今日は四街道市鹿渡鎮座の香取神社で例大祭。大きな行事はありませんが、氏子さん方が参集して、一番大事な祭典も無事に納めました。
 香取神社の例大祭には御神輿が拝殿の前に飾られます。上記の通り現在は渡御などの行事は行なわれていませんが、大正期までは現在のJR四街道駅近くに御旅所が設けられ、御神酒所の曳き廻しも行なわれていたようです。
 また、神社から御神体が御神輿の乗り御旅所へ遷るので、渡御のことを御遷座と称していたとのこと。
 それだけ盛大だったのに、今となってはその途絶えた年代や理由も定かではありません。
 唯一、この様子がわかるのが氏子総代宅より発見された古写真です。数年前の七峯にも掲載しましたが、よくぞ残っていてくれたと思います。
 四街道市において、江戸期作成の御神輿は鹿渡香取神社のもののみ。再び渡御が行なわれる望みは多くはありませんが、大事にしていきたく思います。