七峯の丘から

七五三御縁日 [平成29年11月15日]




 本来の七五三の日を迎えました。平日ですが30件ほどのご祈祷があり、皆さん微笑ましく参拝されていました。
 毎年感じるのは、七五三詣の時期が段々と延びているということです。これは混雑時を避けると共に、写真館などでの早撮り推奨の影響によるものです。
 当社でもある程度は受け付けていますが、県内の知り合いの神職さんに伺ったところ、七五三詣の無い月は無いそうです。
 さて、今年も千成幼稚園の年長さんが園行事の七五三詣で来社されました。既にご祈祷を受けた子も多く、社頭での参拝もとても良く出来ました。
 千成幼稚園さんは園行事に神社の祭礼や年中行事を沢山取り入れています。七夕やお米の収穫祭、御例祭には当社で大神輿の見学会。そして御神酒所の曳き廻しにも参加しています。
 次の来社は年末の茅の輪くぐりですね。おっと、年明けには節分の子供豆まき大会にも来てくれます。
 日本古来の伝統行事が薄らいでいく中、自分たちのルールを知る為には、連綿と受け継いできた年中行事に触れるのが一番です。海外から日本に来た方もそうですね。より日本を知るには年中行事こそが日本の教科書でありガイドブックなのです。
 このような幼児教育の場がもっと増えていって欲しい、心からそう思います。