七峯の丘から

二十日びしゃ [平成30年1月20日]

大蛇町麻賀多神社のおびしゃ
 この16日に年最初のおびしゃくぉ奉仕しましたが、当社管轄では今日20日が一番多くこの祭典が行われる日です。
 なぜ今日なのかは正直判りません。しかしながら元旦、七草、小正月と済んでからの五十日(ごとおび)の最初がこの20日、そこにヒントがあるのではないかと考えます。
 神職の出向する地区は3区。海隣寺町熊野神社、大蛇町麻賀多神社と飯重大宮神社です。そのほかの地区は神社から幣束や神札を頂いて、氏子総代が神職の代わりに祭典を齋行します。
 さすが大寒、一時は小雨がぱらつくき寒さも身にしみましたが、祭典も無事に納めました。
 このおびしゃというお祭は隣同士の町内でもやり方が違うのが当たり前で、なかなか地域色の濃いところが有ります。しかし氏子の無病息災と五穀豊穣を祈念するのはどこも変わりません。
 若者の地域行事離れが言われて久しいですが、大蛇町麻賀多神社では氏子地域にある佐倉市立白銀小学校の児童と保護者、そして先生方に声がけし、毎回沢山の方が参列します。
 在住民と新住民の壁を低くする、そのような取り組みも手法は色々あるんだと考えさせてくれる一コマです。