七峯の丘から

建国記念の日にはおむすびを! [平成30年2月11日]
 今日は日本国の2678回目の誕生日。その起こりは初代天皇である神武天皇が奈良橿原宮で即位されたことによります。
 この長い歴史の中ですう度の改暦を行なってきた我が国。現在の2月11日と定められたのは明治6年(1873)になります。
 昭和23年までは紀元節と言い国を挙げての祭日でした。それがGHQによって改悪された祝日法で廃止。「建国記念の日」として復活するのは昭和41年(1966)年の「建国記念の日となる日を定める政令」を待つことになります。
 これにより宮中祭祀で行なわれていた紀元節祭の廃止となりましたが、昭和天皇の大御心により「臨時御拝・りんじぎょはい」の形で天皇が宮中三殿にて紀元節祭と同様の祭祀を齋行し、橿原神宮には勅使が派遣されます。
 神社界などでは宮内庁に対して宮中祭祀における紀元節祭の復活を要望しておりますが、宮内庁側はそれを拒否している状況で、誠に遺憾であります。
 ちなみに、宮内庁の意向は賢きあたりの大御心ではありませんので混同されませんように。
 さて、ここ数年、建国記念の日に「おむすび」を食べようとの運動が始まりました。これは日本青年会議所(JC)の活動にも重なるのですが、瑞穂の国の象徴であるお米。それをおむすびというシンプルな形で食し建国を祝うというものです。
 神代に皇祖天照大神より賜った稲霊が、祖先の努力により日本全国で栽培され、今日に至っております。
 そのお米をありがたく頂く。今日と11月23日の新嘗祭には皆さんも是非おむすびをほおばってみませんか!

※日本JC内の委員会に於いて建国記念の日におむすびをとの提言がなされていますが、担当委員長の発言に「恵方巻と同じく建国記念の日のおむすびがコンビニエンスストアーに並べばいいな」とありました。
 宮司としてはこの考え方には賛成できません。利益追求だけの大量生産と大量廃棄をしちるコンビニ業界には関わって欲しくないのです。本義を見失いますのでね。
 ご飯はどこでも食すことが可能です。でも出来ればお家や友人宅でも良いでしょう。自分たちで炊いて結んで、一緒に食べてみるのが良いと思います。

宮内庁宮中祭祀(紀元節祭は載っていません)
http://www.kunaicho.go.jp/about/gokomu/kyuchu/saishi/saishi01.html

佐倉産米でいただきます!