七峯の丘から

みたまを頂いて(祈年祭にあたり) [平成30年2月17日]

霊璽も奉書します
 平昌オリンピックの男子フィギュアスケートで羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得しました。まさしく快挙です!お二人を称えると共に今後の活躍に期待します。
 さて、今日は祈年祭。訓読みしますと「としごいのまつり」。年とはお米とその中に宿っている稲霊を指し、私達の主食であるお米の豊作を願い奉る祭典が行われます。当社関係だと城麻賀多神社で午後2時より祈年祭が齋行されます。
 さて、これから2日間の日程で神葬祭を奉仕します。今夜が通夜遷霊祭で明朝が葬場祭です。
 葬場祭では故人の経歴などを祭詞に折り込みその都度作文をしながら奉書します。もちろん葬儀は一般祈祷と違い急な依頼ですので、短い時間の中で心を込めて作文します。
 その作業に取りかかろうとした矢先に依頼が入ったのが新生児の命名。こちらも親御さんが出生届の期日ギリギリまで悩んだ末に頼みの綱としての依頼多いのです。
 さて、どうしたものかと思案しましたが、お持ち頂いた候補名がピタッとはまりましたので、命名はすんなりクリア。心置きなく祭詞作文に取りかかれました。
 祈年祭の今日、そして明日は安産祈願や初宮詣の御祈祷も入っております。御霊の誕生とお見送り、いずれも大事な祭典、変わらず丁寧に奉仕したく思います、