七峯の丘から

ささ竹お焚き上げ [平成30年7月9日]

作業中にヒョッコリ母ニャン
 西日本の様子が段々と判ってきましたね。人的損失はもとよりですが、交通網の遮断が酷いです。
 特に鉄道に至っては山陽本線が至るところで路盤の崩落がみられます。この路線は国内の鉄道貨物輸送量の3分の1の量が通過する重要路線。物流の長期停滞が予測されます。
 さて、昨日まで御殿前に掲げてあった七夕のささ竹を浄火をもってお焚き上げを致しました。
 今年も短冊が鈴なり状態に吊り下げられ、沢山の願い事がありました。
 本来、七夕のささ竹は川に流すものですが、今はそれが出来ません。なので浄火で焚き上げ、高天原におわします神々の元へ届けております。
 6月末に奉納されたささ竹は色鮮やかな緑色から茶色くなり始めており、焚き上げするために裁断する際にも作業がしやすいのです。
 元来、竹は水分を多く含みしなりと粘りがある植物です。なのですが6月末の暴風雨で4本中2本が青竹のまま折れるということがありました。この異常気象を暗示していたのかもしれません。
 七夕は雨乞いの行事でもありますが、現代の地球規模の天候異変を考えると、雨乞いから天候全般の平穏へとシフトすることも必要なのかなと感じた今日この頃です。