七峯の丘から

京都へお見舞い [平成30年9月10日]
 昨日の九頭龍神社例祭奉仕から帰社し、改服を済ませ禰宜と京都へ出立しました。
 本来であれば5日に京都入りするはずでしたが台風21号の影響で出張が中止。
 この七峯でも既述したとおり、その台風21号にて近畿圏の多数の神社が罹災され、当社とも縁のある尾崎保博宮司の奉仕する平野神社へ本日お見舞いに伺いました。
 境内は一の鳥居に虎ロープが張られており進入が出来ません。
 今日の近畿圏は大雨警報が発令されるなど、被害の拡大が心配される空模様でしたが、それにもかかわらずロープの前では頭を垂れる人の姿も見受けられました。
 進入禁止の看板には御祈祷・朱印と守札授与の休止なども併記されており、そのまま社務所へ行って良いものかと悩みましたが、尾崎宮司さんの携帯電話に入電。
「おお、鏑木の宮本か!どうした?」
 お見舞いの用を伝えると、社務所にいるから早く入ってこいと力強い声が聞こえました。
 しかしながら、お顔を拝見するにとても疲れているご様子。台風通過時の事も話して下さいましたが、とてもこの世のものとは思えない風が吹き続け、風が弱くなって境内を見回ると拝殿が倒壊し、桜の名所で知られる神苑は多くが倒木していたそうです。
 京都は大学が多く、昨日までも大学生ボランティアが多数入り、倒木の整理をしてくれたそうですが、文化財の拝殿は手を着けるわけに行かず、現在もブルーシートが掛けられたままになっておりました。
 余り長居するのも申し訳なく、15分ほどで神社を後に。それからは京都市内の社寺をいくつかまわりましたが、いずれでも倒木や設置物の破損が多く見られました。
 市内中心部でこの状態ですので、山間部などは通行止めや停電が続いているところもあるそうです。
 天と地の両方で災害が続いています。今自分たちに何が出来るのか、邪魔にならない支援をしてまいりたく思います。

平野神社 http://www.hiranojinja.com/

平野神社拝殿の現在