七峯の丘から

やっぱりお城が [平成30年11月8日]
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 丁度1年前の今日は出張の帰りに小田原に立ち寄り、小田原城と公園内で開催されている菊花展を見た様子がアップしてありました。
 そういえばあの日も小雨だったなぁとちょっと感慨深くしておりましたが、そこに浮かんできたのは「なんで佐倉にはお城がないんだろう・・・」。
 実は昨夜、佐倉市役所に於いて佐倉図書館建て替えのヒアリングが行なわれ、有識者(地元神社宮司)として意見を述べてきました。
 新図書館は複合施設として建設される予定で、既に市史編纂室が入ることが決定しております。
 佐倉市の図書行政は地域館3館で運営され、中央館をもたないものとなっております。
 なので、それぞれの地域館が特色を表すことが出来る可能性を持っており、新図書館は城下町の中心部にある事から、佐倉学としょうする佐倉の歴史に重点を置いたものにして貰いたいのです。
 欲を言うと、佐倉藩政時代の物が展示できるスペースなども欲しいところです。
 そこで思いついたのが上記の小田原城と一昨日に訪れた大多喜城。
 両方とも昭和期に鉄筋コンクリート製で復元されましたが、その内部はその地の郷土史が非常に判りやすく展示されております。
 佐倉は房総一の大藩でありましたが、現在それを総合的に学べる場所がありません。
 佐倉城復元計画も過去に何度も持ち上がりましたが、その都度政争の具にされ消えていきました。
 ただ単に天守閣を復元するというのではなく、佐倉のランドマーク、そして佐倉の子どもたちが地元を知る術を、その機会を作ってあげる事が重要ではないでしょうか。
 佐倉城址公園入り口にあった県と市営住宅は移転廃止となり、跡地が都市公園として整備される計画になっております。
 だだっ広い野っ原にするんであれば、それこそ複合施設となる新図書館をそこにもっていき、佐倉城址の整備と合わせられると良いと思います。
 今回の七峯は城復元と新図書館と郷土史という3つの話がごちゃ混ぜになってしまい、とりとめのない内容となりましたが、宮司としてはそれだけ思いが強いのです。
 印旛沼から鹿島台に立つ天守閣を仰ぎ見る。夢物語で終わらせたくないですね。

小田原城

大多喜城