七峯の丘から

鹿渡七五三詣と [平成30年12月15日]

これから撒きます

初詣チラシです
 暖かな日射しの中にも北風を感じる佐倉です。空気も乾燥しておりますので、寒暖の差と合わせて風邪など召しませんようお気を付け下さいね。
 今日は兼務社である四街道市鹿渡の香取神社で七五三詣の奉仕を致しました。
 佐倉近郊の七五三のお祝いは町場が11月、在(ざい)と呼ばれる農村地域では農閑期の12月に行なっておりました。
 現在ではどちらも11月にお祝いを行なうようになりましたが、昔ながらの風習で行なっているところもあるんですよ。
 鹿渡の七五三は御殿での御祈祷の後に社頭で餅撒きを行なうのも習わし。近所の方々がご祝儀を持ち寄り、皆さん揃ったところで祝い子を中心に餅撒きが始まります。
 そのお餅の準備をするのは祝い子のお祖父ちゃんとお祖母ちゃん。袋詰めは家族みんなでやるそうで、お祝いの振る舞いとここまで大きくなった感謝を町内の方々と分かち合います。
 このような風習が面倒くさいと言ってしまえばそれまでですが、当家と近所皆が笑顔になれる素敵な時間です。
 鹿渡も少子化の波が寄せています。いつまでこのような風習が残るか判りませんが、末永く続いて欲しいと思います。
 改めて、祝い子さんの健やかな成長と当家の弥栄を心よりご祈念致します。

※本日、佐倉近郊の読売新聞と朝日新聞に当社の折り込みチラシが入りました。
古新聞と一緒にせず、初詣まで取っておいて下さいね!