七峯の丘から

江戸の奇想を求めて [平成31年2月15日]



シンハビールもあります
 小雪が舞う年に数回、上野付近の博物館や美術館を訪れます。佐倉から上野だと京成電車1本で行けますので何かと便利です。
 今日は禰宜の気晴らしと併せて、東京都美術館で開催されている「奇想の系譜展〜江戸絵画ミラクルワールド〜」を観賞してきました。
 江戸時代に活躍した8人の画家を取り上げ、それまでになかった題材や構図の妙を画家の生きた順にしてどのように繋がり深化していったのかという内容です。
 一昨年の伊藤若冲ブームからこの方、江戸時代の絵画や画家を取り上げる企画展が増えています。
 芸術家肌の禰宜はこのような企画展が大好きで、気が枯れてくると美術鑑賞をしたがります。
 そこで得られた気とアイデアが禰宜の原動力となり、御守のデザインやその他制作活動に生かされます。
 さて、気力は回復してもお腹はふくれませんのでアメ横あたりで食事をすることにしました。さすが世界のアメ横。平日ですがインバウンドを中心にとても多くの人出。
 野郎連中であれば立ち飲みあたりでもいいのですが、禰宜を連れてはそうも行きませんので、昨年ひょんな事から立ち寄ったタイ料理店へ。
 ガード下の2階ですのでアメ横の通りがよく見えるのですが、ふと下を見るとテレビの撮影クルーが歩いている。そしてタイ料理店の入り口あたりで撮影開始。
 禰宜曰く「折角ゆっくりと食事をしているのに」と・笑
 結局、私達がお店にいる間は中の撮影はなかったのですが、クルーの方はお客が食事をしているところを撮りたかったらしい。
 お腹もいっぱいになって会計をしようと立ち上がったときにディレクターさんが「テレビに出ませんか?」と声を掛けてくれました。
 禰宜曰く「いつも地元のケーブルテレビに出てますので大丈夫です」と。どんな断り方なんだと笑いながらお店を後にしました。
 今日の見聞がどのような形で皆さんの前に示されるのかは判りませんが、またお出かけしたいとルンルンで帰社した禰宜でした。

東京都美術館 https://www.tobikan.jp/