七峯の丘から

冬の地鎮祭あるある [平成31年2月18日]

砂盛の草、見えますか?
 この頃、細川たかしさんのメディアへの出現率が高いですね。
 ご存じの方も多いと思いますが、とある芸人さんがものまね番組で細川さんの代表曲「北酒場」を替え歌で「あるある」系にして披露。そこにご本人登場で盛り上がるという演出があってからだと思いますが、CMも含めて細川さんを見ない日がありません。
 確か美川憲一さんもものまねタレントのコロッケさんが切っ掛けでカムバックしたこともありましたので、何が発火点になるか判りません。
 ここまで書いてこれからの本分で使いたいのは「あるある」の4文字だけ。以下お付き合い下さい。
 「あるある」とは多くの方が「あぁなるほどね。そういうのあるよねぇ」という比喩表現なのですが、神社界にも「神主あるある」などというものが存在しておりまして、仲間内で盛り上がっております。
 2月に入りなにかと外祭が続いております。いろいろな祭典がある中で、一番多いのはやはり新築に伴う地鎮祭です。
 四方に竹を立てて注連縄をめぐらすと、ただの更地が一気に斎場へと変わる。本当に不思議です。
 そこには地鎮の儀で鍬入れをする際の砂盛が有ります。
 最初の忌鎌(いみかま)は設計者、次ぎに忌鍬(いみくわ)が施主、納めに忌鋤(いみすく)が施工業者として砂盛を突きます。
 この最初に行なう忌鎌は砂盛に刺してある草を鎌で刈り取る仕草をするのですが、今の時期はその草がありません。
 今日奉仕した地鎮祭ではその草を探すのに一苦労で、皆で敷地回りを徘徊。結局草がなかったのでお隣さんから水仙の葉をいくつか分けて貰い事なきを得ました。
 普段は草が有ろうが無かろうが全く問題はありません。寧ろないほうが良いくらいですが、地鎮祭ではそうは行かないのです。
 今は季節的に草がありませんが、造成を終えたばかりの大型の区画は夏の繁茂の時期でも草が無いことがあり困った経験があります。
 まあこれが地鎮祭の草という「神主あるある」の一つでございます。
 今日は文章の組み立てがいまいちですが、笑ってゆるしてと言うテレビネタでしめます・苦笑