七峯の丘から

阿含宗護摩焚き奉仕 [平成31年4月11日]
 今日の境内は普段聞こえない音が響き渡りました。木魚や鐘、そして錫杖の音です。
 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、これらは一般的に仏教関係で使用するものです。
 神社でも神仏習合に近いところや修験道に歴史を持つところなどでは今でも使うことはありますが、一般の神社で使用することはありません。
 今日は阿含宗千葉道場の皆さんによる神恩感謝並びに英霊御霊供養の護摩焚きが境内で齋行されました。
 阿含宗は設立としては比較的新しい(昭和53年)ですが、そのルーツは戦後すぐに遡る仏典「阿含経」を依経とする仏教団体です。
 神仏の加護を頂くと共に祖先の供養や英霊の御霊なごめも積極的に行なっており、昨日宮司が参列した千葉県護国神社や靖国神社の例大祭参列や日々の清掃奉仕も行なっております。
 今回は県内千市町村で神恩感謝や地域発展の護摩焚き奉仕を行なっている一環で当社が祭場の祭場となりました。
 今日に至る間、当社と千葉道場の皆さんとで幾たびか話し合いと打ち合わせを行ない慎重に諸事を進めてまいりました。
 さて、今日は早朝の境内清掃から始まり護摩段設置や供え物の準備が済んだ午前11時より御殿にて正式参拝。そして境内東側の「忠勇の碑・義烈の碑・両氏記念の碑」前に於いて約40分間の護摩焚きが行なわれました。
 佐倉藩の総鎮守である当社は戊辰戦争に於いてはからずも敵味方になり亡くなった佐倉藩士全員の顕彰碑があります。
 それが上記の三碑であり、このような例は全国的に見ても余り例がなく、藩主である堀田家の家臣を思いやる心が垣間見られます。
 さて、今回一番心配していたのがお天気です。昨日は花散らしというか季節外れの雪が降ったところもあり、佐倉も底冷えしました。
 昨夜は遅くまで雨が降っていたので地面の様子も気になっておりましたが、薄曇りで朝を迎え、護摩焚きの最中には青空の中に日の光も射すなど、神様と英霊各位の御霊がお喜びになっているのかなと感じた次第です。
 神社と他宗教は一見すると全く関わりがないように見えますが、実はいろいろな交流があります。
 今日のご縁も大切にしながら改めて神明奉仕と英霊顕彰に努めたく思います。
 阿含宗千葉道場の皆さん、丁寧なご奉仕を頂き誠にありがとうございました。

正式参拝

祭場修祓