香取神宮例祭 [平成31年4月14日] | |
昨日も記しましたが今日から佐倉は統一地方選挙の後半戦が始まりました。 今日も午前10時半から大崎台にて必勝祈願祭が入っており禰宜が智勇権禰宜と共に出向。祭典奉仕を行ないました。 で、その時宮司は何をしていたのかというと香取神宮例祭に参列をしておりました。 昨年までは香取神宮関係神社宮司として。今年からは合わせて千葉県神社庁印旛支部長としての参列です。 香取神宮は勅祭社16社のうちの1社で、例祭には6年ごと(子・午)に天皇陛下のお使いである勅使が派遣され、御神前に祭祀料と御幣物を献じます。 特に午年は勅使派遣と共に12年に一度の式年神幸祭として鹿島神宮と共に盛大な祭典が執り行われます。 その他の年はお使いが無いのかというとそうではなく、宮中三殿に奉仕する掌典(しょうてん)御使が派遣され、同じく祭祀料と御幣物を献じます。 さて、江戸時代まで神宮と称する事が出来た神社は伊勢の神宮と香取鹿島の合わせて3社のみでした。 明治以降、その数が増え現在は24社となっておりますが、いずれも天皇陛下の御勅許がないと使えません。 GHQにより国と神社が分離させられてより、勝手に神宮号を使っているところがありますのでお気を付け下さい。 因みに大神宮と称する神社がありますが、これは伊勢の神宮の御分社としての意味なので、上記には当てはまりません。 因みに千葉県でいうと船橋大神宮や旭市の鎌数大神宮がそれに当たります。 さて、現在香取神宮では天皇陛下御即位30年とこれから行なわれる御代替わりを記念して境内整備が進められています。 特に多目的施設の神徳館建て替えが一番のメイン事業でしょう。 パースを見ましたがなんとも近代的で、それでいて境内に落ち着く使用となっています。 どのように完成するのか楽しみですし、当社の新社務所設計にも役立てたく思いました。 香取神宮 https://katori-jingu.or.jp/ |
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