七峯の丘から

レインボーロール [令和1年5月22日]


 会食が多いのも神社界の特徴。年齢を重ねるにつれ神社庁での役職や地域の役職が増えていくので年度初めの総会が続く今頃は何かと懇親の場が続くのです。
 なので自宅で夕食をとれるときはなるべく家族一緒にを心掛けております。
 という書き出し出なんですが、佐倉ではこの数年で美味しいお店が随分と増えました。
 特に記したい事が、その新規開店の店主が30〜40代に多いと言うことです。
 ある程度修行をしてからですからその年代に固まるのは当たり前と言えばそこれまでなのですが、兎に角勢いがある。
 宮司がよく行くお店に「寿司酒処まつなか」があります。
 店主の松中衛さんは今年42才になりまして、30代半ばにお店をオープンしました。
 出身は茨城県の潮来ですが、修業先が佐倉の隣八千代市だったそうで、色々と考えJR佐倉駅近くにオープンの運びとなりました。
 通常の握り寿司はもとより、おつまみ系も美味しく、地元民で毎夜賑わっております。
 そんな中にも、創作寿司や料理の考案など日々研鑽を積んでいるところも人気の秘訣なのではないでしょうか。
 先日ですが、千葉での会議の後にふらっと寄りまして、そしたらカウンターには顔なじみの方々がおりました。
 ご無沙汰の方もいらっしゃったので話もより弾み、そこで出してくれたのが画像のお寿司。
 通常メニューにアボカドをつかった「ドラゴンローン」というのが有りまして、これが美味いのですが、この時は趣向を変えて通常の寿司ネタを使って色とりどりに巻いてくれました。
 その名も「レインボーロール」。名前だけ聞くと奇をてらっているようにも思えますが、寿司職人の基本が出来ていないと出せない一品。とても美味しく頂きました。
 宮司も若い若いと言われつつ今年で47になります。
 基本を大切にしつつ、少し堅くなった思考を彼ら達にに触発して貰っています。
 皆さんも佐倉においでの際には若手料理人の美味しいお店に是非足を運んで下さいね。