七峯の丘から

準備真っ最中ですが研修会 [令和1年10月8日]
 台風19号の進路が先般の15号と同じように成ってきました。
 この数日、その対応策の協議と打ち合わせでてんてこ舞い。正直、宮司は結構小心者というか心配性なので、色々と思案しているうちに明け方になってしまうのでした。なので寝不足です。
 今のところ中日の12日あたりに関東を通過するみたいですので、この日は山車や御神酒所の曳き廻しは困難だと思われます。
 神社の大神輿は初日と3日目が渡御ですが、二番町に建てる御旅所は仮組みの建物ですので、そちらに御神輿を据え置くのは危険そのもの。
 御旅所を建てる岩内棟梁と相談し、斜向かいにある佐倉市美術館の宍戸館長に電話をして台風通過時まで大神輿保管の協力を依頼しました。
 佐倉市当局とも協議をして頂き、文化財保護の観点からご承諾を頂きました。※1
 さて、あっという間に午前中が過ぎ、午後からは神社庁で強化研修会。
 例大祭前で台風の対処をしている時ですが、宮司が神社庁教化副部長で研修部担当なものですから、午後の社務と準備を職員に託し、出向してまいりました。
 今回の研修会は来月14,15日に齋行される「大嘗祭」について、國學院大學名誉教授の岡田莊司先生に講演を頂きました。
 大嘗祭とは天皇陛下の御代替わりの際、一代に一度だけ行なわれる重儀。
 現在皇居東御苑で建築中の大嘗宮で行なわれ、悠紀国(今回は栃木県)と主基国(同じく京都府)で収穫された新米をご飯と御神酒に仕立て、その他沢山のお供え物を皇祖天照大神に献じ、天皇陛下も召し上がる天皇親祭です。
 講演では大嘗祭の成り立ちと歴史、また使用される大嘗宮について細かくお話しを頂きました。
 宮司は大学1年時に岡田先生の講義を受けており、控え室でご挨拶の際にその事もお話しさせて頂きました。
 大嘗祭に於いては前々日の12日に大祓が行なわれ全国の神社も同時に齋行します。
 これは国内全てを祓い清め、皇室の最大重儀が滞りなく執り行われるようするもので、当日には大嘗祭当日祭も齋行されます。
 既に少量となってしまいましたが、即位礼と大嘗祭の内容を記したパンフレットを配布しております。
 ご希望の方は社務所、若しくは賽銭箱の上に置いてありますので手にお取り下さい。

※1 麻賀多神社御神輿は佐倉市指定文化財で渡御は同無形文化財に指定されています。

奥が岡田先生

昭和天皇の大嘗祭を伝える記事