七峯の丘から

鰹の生ハム [令和1年11月4日]
 文化の日の振替休日。大安日なので多くのお参りがありました。
 祈祷番は権禰宜さん達に任せ、宮司は午前中2件の地鎮祭に出向。昨日は午後から雨でしたが足下が心配でしたが、草地やシートを張るなどの対応をして頂き、滞りなく祭典を齋行することが出来ました。
 さて、昨夜は東京から友人が来ると言う事で千葉にて合流。
 四方山話をしながら向かった先は中央区栄町にある「なんちゃってバー油」という居酒屋さん。
 なんともふざけたような名前ですが、出してくれる物は逸品ぞろいです。
 大将でソムリエの亀谷君は都内の有名ホテルなどを務めた後、諸事色々あって今のお店を開きました。
 都内で働いていた頃は食べ歩きというか「星めぐり」と称して、ミシュランの星がついている店をまわるのが趣味だったそうで、貯金はほぼゼロだったとは本人談。
 今はその経験を生かして美味しいお酒とお料理を財布に優しく提供するのがモットーなんですって。
 油を知ったきっかけは人づてに「千葉に美味いんだけど怪しい店がある」と聞いたのが始まり。
 千葉には何かと行く機会も多いので2年程前に思い切って入ってみました。
 居抜きなので内装は純和風な居酒屋。でも出てくる料理は和洋中と多彩で、それが皆手間を惜しまない物ばかり。正直ビックリした次第です。
 今日は試行錯誤の末に完成した「鰹の生ハム」を出してくれました。
 通常生ハムは豚肉で作られる物が殆どですが、ほかの食材でも作ることが出来ます。
 生ハムの作り方は塩漬けした物を乾燥させ発行させたもの。もう一つが燻製(冷燻)です。
 いずれにしても下処理から乾燥、若しくは冷蔵庫を使うにしても、完成まで約3週間ほど時間と手間が掛かるもの。
 これを鰹でやってみようと言うんですから、その発想からして大した者だと思います。
 で、鰹の生ハムの味ですが、元々鉄味が多く感じる身をいかして、それを臭みもなく凝縮し、赤ワインに良くあう出来映えでした。
 上記のように亀谷君は元々ソムリエ。そして折角美味しいお酒を飲むのであれば美味しい料理も添えたいと、ある意味料理に固定概念がありません。
 色んな物を使って色んな料理を作る。しかし単なる創作料理ではなく、基本がしっかりあるからこそのチャレンジが至る所で垣間見られます。
 一番最初に油へ行ったとき、亀谷君とカウンター越しに話しながら都内時代の話題になったときに共通の知り合いが見つかり、それが京成佐倉駅南口のトラットリアノーチェ服部オーナーでした。
 ビックリはここで終わらず、ホールの子がなんと佐倉東高校の卒業生。神社のこともよく知っていました。
 世間は狭いというか、色んなご縁で繋がっていると感じる象徴たる店「なんちゃってバー油」。
 これからもどんどん楽しませて頂きながら、千葉出張の息抜きスペースとして贔屓にさせて頂きます・笑

お好みで香辛料を