七峯の丘から

やっと色付き [令和1年11月19日]

境内西側より御神木を望む
 あれよあれよと、11月も半ばを過ぎて北日本では冬将軍の訪れが伝えられています。
 当地佐倉では未だ日中は暖かな日射しが気温を上げており、続いている七五三詣のお参りにも安堵しております。
 しかし、冬の足音は着実に聞こえてきており、朝夕の気温低下はその証し。この寒暖の差で風邪など召しませんようにお気を付け下さい。
 寒暖の差は悪いことばかりではなく、冬野菜が美味しくなることを表してもいます。
 また樹木の紅葉も気温差がなければ始まらず、この三日ほどでやっと境内も色付き始めました。
 何度も書くようで恐縮ですが、今年の千葉県は夏前の天候不順と9月の台風15号。そして10月の台風19号と引き続いた集中豪雨で木々がこてんぱんにやられました。
 これは当社の境内でも言えることで、枝葉が散れスカスカの状態になってしまい、11月に入ってからの気温上昇で全く色付かず、紅葉はほぼ諦めていました。
 ただ上記のようにやっと紅葉が始まった感があります。葉が少なくても光に反射して様々な姿を見る事が出来ます。
 例年に比べて散れるのも早いかも知れませんが、お参りの後に境内から空や上を仰ぎ見て下さい。きっとそこには色とりどりの今にしかない景色が広がっていることでしょう。