七峯の丘から

天社宮安倍宮司参拝 [令和1年12月1日]

安倍宮司と
 今日から師走。迎春準備など諸々が本格的に動き始め、慌ただしいというか気ぜわしさを感じるようになります。
 当社では毎年12月1日から年神様の社頭頒布と新年一番祈祷の受付が始まり、また境内には師走大祓の茅の輪の設置と人形(ひとがた)の配布と受け付けも開始となります。
 なので前日である昨日の午後はそれらの準備とセッティングで社務所内は右往左往状態でした・笑
 朔日と言う事で師走の月次祭を齋行。皇室の弥栄と氏子崇敬者の皆さん方の平穏を祈念致しました。
 その月次祭に宮司の友人である大阪府高槻市の天社宮宮司である安倍秋成さんが参列下さいました。
 安倍宮司とはFacebookで知り合い、宮司が関西方面に出向した際などに一献傾けながら色々と語り合う仲で、関東の地で会うのは初めてでした。
 天社宮は陰陽道系の土御門神道で、安倍宮司はあの安倍晴明公に繋がる血筋でいらっしゃいます。
 陰陽道は神道と道教などの融合体で、古くより朝廷の陰陽寮として占いや暦の作成を行なっていました。
 しかし、明治の代となり政府より陰陽寮の廃止と暦の作成停止を命じられ、表の世界から抹殺されてしまいました。
 しかし、長く続く伝統を次世代に繋げなければと言う強い信念の下、現代に至るまで糸がつむがれているのです。
 夕刻からは安倍宮司が逗留している東京築地付近で直会を行ない、そこに安倍宮司の友人で真言宗の尼僧である海老原愛真さんも合流、夜が更けるのも忘れそうなくらい沢山呑んで沢山語らいました。
 その会話の中で今回の上京の理由を私なりに推論したものを披露するとまさしくぴったり!ビンゴでした。
 その理由とは明日の七峯で書くことと致しましょう。