七峯の丘から

菅長官表敬と大嘗宮拝観 [令和1年12月2日]

大嘗宮

国会内自民党総裁室
 昨夜の楽しさを引きずりつつ、若干オササの風味が残りつつ、朝一番で沐浴。精進潔斎を行ないました。
 実は宮司、今日も東京に用事があったため、昨夜は禰宜と都内に宿泊。なので比較的遅くまで天社宮の安倍宮司とご一緒できたのです。
 昨日の七峯の最後に書きましたが、安倍宮司の上京の理由の最たるものが宮司が本日予定している用事と同じでして、それは皇居東御苑に設営されている大嘗宮の拝観です。
 天皇即位に於いて一世に一度行なわれる大嘗祭。そのメインである大嘗宮の儀が先月14,15日と行なわれたわけですが、その祭場となった大嘗宮が今月8日まで一般公開されています。
 平成の御代にも公開されましたが、その時は宮司は拝観が叶わず、今回が初めての拝観。千葉県神社庁印旛支部の視察研修として行ないました。
 で、その前なのですが、先月の城麻賀多神社の新嘗祭に当地選出の衆議院議員である秋本真利さんが参列頂いた際に今回の大嘗宮拝観のことが話題に上がり、同日に秋本さんの後援会で国会見学を行なうのでご一緒にとお誘いを頂きました。
 国会見学は何度か経験していますが、今回はそれに先立ち首相官邸に於いて菅義偉内閣官房長官と面会が出来ると、本当にビックリする提案があり、是非にと印旛支部の神職とと共に行ってまいりました。
 国の中枢である首相官邸。セキュリティも最上級で事前の名簿提出や当日の身分照会など幾重にもチェックを受け官房長官応接室で待つこと5分。菅長官がお越しになり、参加者皆に名刺を手渡して下さいました。
 国会開会中でただでさえ分刻みのスケジュールの中、10分ほどでしたが懇談をさせて頂きました。
 その後は秋本後援会の皆さんと国会見学を行ない、国会内の自由民主党総裁室では安倍総理が座られる椅子で記念写真を撮るというミーハーなことも。
 見学後は議員会館会議室で国政の現状についてレクチャーがあり、途中には菅長官、小泉環境大臣、河野防衛大臣も激励に訪れ、会場は大いに盛り上がりました。
 レクチャーが終わり議員会館の食堂で昼食をとり後援会の皆さんとはそこでお別れ。私達は皇居坂下門に向かいます。
 生憎の雨、というかザンザン降りの中、手荷物検査と金属探知機での検査をして大嘗宮に向かいます。
 東御苑に着き大嘗宮が見え始めたその時、あんなに降っていた雨がピタッと止み、虹まで架かり太陽が姿を現しました。まさしくエンペラーウェザーそのもの。
 大嘗宮では写真を撮る人出長蛇の列が出来ておりましたが、立ち止まることはせず順に歩くようになっています。
 当然中に入ることは出来ませんが、浄暗の中にと天皇陛下と皇后陛下が歩かれたその姿を思い浮かべると感涙が溢れるのを覚えました。
 大嘗宮拝観は今月8日まで。七峯をご覧の皆さんの多くが既に拝観をされたと思いますが、まだの方は是非に拝観されることをお勧めします。
 しかし今日は何かとセキュリティチェックを受けることが多かったですね。
 それだけ重要且つ貴重な体験が出来たのだと思います。