
祝祭日には国旗を揚げてお祝いしましょう!
建国記念の日を迎えました。本来で言うと紀元節。我が祖国日本の2680回目の誕生日であります。 宮中に於いては天皇陛下が「臨時御拝」として宮中三殿を御拝礼になり、全国の神社では紀元祭を齋行します。 また初代天皇である神武天皇を祀る奈良の橿原神宮においては天皇陛下から勅使が派遣され厳かな中に紀元祭が齋行されます。 当社でも朝拝時に御神前を通じて皇居と橿原神宮を遙拝いたしました。 なぜ今日2月11日なのかと言う事ですが、日本書紀に神武天皇が奈良橿原宮に「辛酉年春正月、庚辰朔・かのととり はるしょうがつ かのえたつのついたち」に即位したとあります。 それが今から2680年前の元日を表し、明治5年12月2日の改暦時にグレゴリオ暦に換算して翌2月11日を紀元節と定められたのです。 「建国をしのび、国を愛する心を養う」。祝日法にはこう記されている建国記念の日ですが、最初にも記しましたが元々は紀元節と言い、元日の四方拝・天長節・明治節と合わせ四大節という国を挙げての祭日でした。 それが占領下の昭和24年にGHQの圧力により紀元節は廃止され、昭和42年に建国記念の日として復活するまで祝日から外されてしまいました。 その国の建国を祝う日を削除させるとはGHQというのは本当にむごい存在です。 で、毎年書いておりますが、建国記念「の」日という忌々しい名称はどうにかならないものでしょうか!? これもGHQの尻馬に乗って古事記や日本書紀を教育の場から追いやった所謂進歩派というろくでもない学者や教師。それを扇動した共産党などの極左政治家や活動かによって「建国記念日」だと彼らの言うまがい物の神武天皇即位を正当化するとして「の」を入れることで決着を見たのです。 今日は我が国にとって本当に大切な日です。宮司始め職員一同そのように思うと共に、なぜ今現在も建国記念「の」日ままなのか。政府主催の建国記念日を祝う式典が復活していないのか、悲しくなる日でもあります。 2月11日を心から祝える日。それが来ることを祈るばかりです。
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