
早く復活させたいです
全国高等学校野球選手権、通称「夏の甲子園」ですが、本日地方大会も含めて中止が決定されました。 春の大会に続いての中止決定ですが、夏の大会を最後に3年生は引退。これが春と一番違うところ。 心情的にもうどうしようもない、やるせない気持ちでいっぱいの子も多いと思います。 これは野球に限ったことではなく、中学や高校の部活動生活の集大成が3年生の夏の大会。 ましてや夏の甲子園と言えば地方大会から一回も負けることなく勝ち進んでグラウンドに立つ。 例え地方大会の一回戦で負けることが判っていても、選手の家族、クラスメイトや学校関係者、近隣の人達が必死に応援。 母校ではなくても自身の都道府県の代表を応援するなど、いちスポーツの域を超えてのものです。 高校野球だけ特別視して良いのかというご意見も存じますが地方や地域住民が一丸となる。 今の流行病終息に向けての団結に似ているのではないでしょうか。 スポーツ関連の大会が軒並み中止となる中、先生方も受け持ちの授業対応等に加えてメンタルケアもしなければならず、そのご苦労に頭が下がります。 連日、テレビではどうでもいいような専門家かぶれやバカなタレント風情が好き勝手なことを発信し、国民を不安にかき立てています。 データや画像のねつ造も甚だ悪しいのでまともに受け取ると惑わされるだけなのでご注意下さいね。 その中にあっても信頼できる情報もあるわけで、100万人に対する罹患者と死亡者の数を各国で比較すると我が日本はとても低い水準に押さえられています。 PCR検査の数が少ないから罹患者が少ないのだという方もいますが、この検査自体は精度が低いもので、やたら検査数を増やしたところで解決にはならないのです。 宮司が信頼する友人の東邦大学医療センター佐倉病院元院長で現五井病院院長の加藤良二先生が力説されておりましたから間違いございません! 罹患を防ぐには飛沫を飛ばさない、受けないことが大事で、その為には手洗いうがいなど身近に出来ることが最大の防御策です。 日本人の罹患者が少ないのは普段から手洗いうがい、そして入浴等の水に流す習慣があるからだと言われています。 また挨拶する際もある程度の距離を取って密接な行動は取らないなども上げられるでしょう。 一昔前だと握手やハグが持て囃され、日本式の挨拶は情が薄いだの言われておりましたが、今や日本式の挨拶が世界のトレンドです。 水に流すというのは人間関係を表わす例えにもありますし、神社やお寺のお参りの際にも手水舎で清めるなど私達日本人にある生活習慣なのです。 それこそ神代の時代に伊弉諾尊が黄泉国から戻った際に禊をした故事もあるなど、その起源は国造り以前に遡ります。 現在当社では神社庁の指導により手水舎を休止しております。 不特定多数が使う柄杓を介してのウイルス感染の予防という事なのですが、上記のことを鑑みるに何ともやりきれない思いです。
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