七峯の丘から

保護司再任 [令和2年6月3日]

再任なので期日は未来図予想図となっております
 東京アラートなるものがあるそうで、流行病の新規罹患者数やその他の数値がある一定上になると東京都より発令されるものらしいです。
 で、昨日はその数値が基準を超えたそうで今日そのアラートが発令されました。
 ただ、発令されたところで強制や拘束力、今までに規制が緩和された業種はそのままらしく、一番目につくのは東京都庁とレインボーブリッジの照明がが警告を表わす赤に変わったこと。
 その赤を見るために昨夜のお台場は人出が多かったとか。何ともお笑いにもならない話でございます。
 さて、今回のコロナ騒ぎでは宮司が委任されている保護司の活動にも影響がありまして、対象者との面接を行なうには基本実際に会って対面式で行なうのですが、緊急事態宣言中は電話やメールなどの非接触で近況状況の報告や連絡などを取り合っていました。
 今月からは元の形に戻りましたが、それであっても面接時間の短縮や諸事について保護観察所より通達が有り、それに従って対面式の面接を再開しております。
 で、昨日到着した郵便物に佐倉地区保護司会からの封書がありました。
 現今のことで今年の総会などは全て書面審議となっており、それも済んでいたので何だろうと封を開けてみると保護司再任用の辞令が入っておりました。
 保護司は法務省管轄なので法務大臣名で辞令が交付されます。
 1期2年で今回は森まさこ大臣名。初任は谷垣禎一さんで前回は上川陽子さんでしたので辞令は3枚目になります。
 再任に当たっては事前に再任についてのアンケートを記入し意思を表わします。
 それに法定で決められている年間の研修履歴などを勘案して再任するか否かが決しられます。
 保護司の研修会が行なわれるのは基本的に平日の昼間。幾ら宮司が地元にいる率が高いといってそうそうその時間に出席が叶うわけがありません。
 ましてや働き盛りの年代がその時間に休暇を取って研修会に出ると言う事は保護司に対してよっぽど意識が高くなければとうてい無理ですし、それ以前に家族の理解がなければなりません。
 保護司は75歳という定年制が敷かれており、役職を余りうけたくないという風潮と合わせて定員割れが続いています。
 宮司は41歳で保護司となり今年で6年。それでも未だに佐倉地区(佐倉市・四街道市・酒々井町)では一番若年のままです。
 このままでは保護司制度が崩壊するのは目に見えており、研修会の設定なども変えて欲しいと言ってはいるのですが、保護観察所から講師として派遣される主任官などは公務員。
 改革改革と言われながらも公務員改革は進んでいないのが実際の所なのです。
 まあ、保護司は土日休日も朝も夜もございませんが、対象者の再犯を防ぎ更生を促し、世の中の犯罪抑止に貢献するという高尚な任務を頂いておりますのでこれからもやれる限り頑張ろうと思います。