七峯の丘から

城の風祭 [令和2年7月29日]
 今日は普段は入れないところでのお祓いを奉仕しました。
 その場所とは亡くなられた方の安置所。病理解剖の準備をするところを改修工事するにあたってのお祓いです。
 既に施設は使われておらず全て除菌済みでしたが、施設内はテレビドラマの「科捜研の女」そのもので、あのドラマは考証をちゃんとしているんだなと思った次第です。
 さて、午後からは佐倉市城の麻賀多神社で風祭の奉仕をしました。
 風祭とは立春を起算日として210日あたりに行う神事で、台風や強風が多いとされる時期に入り、その害がなく秋の収穫が無事に行えるようにとするものです。
 新暦の現在では大凡9月1日あたりですが、本暦(旧暦)では7月9日〜8月11日頃とされます。
 なので城の風祭は本暦に則った日にちで齋行されている事になりますね。
 城麻賀多神社では風祭の際に城区と六崎区から獅子頭が出されます。
 実際に獅子舞をすることはありませんが、獅子の持つ霊力で厄災を退治する意味があるのです。
 また季節の変わり目からくる体調の変化に対してもその力を頂けるとされ、現今の流行病に対しても疫病退散を願いいています。
 今日は祭典後の講話でその事もお話ししましたが、城区で配布される「城区だより」に掲載されるそうです。
 因みに佐倉近辺では8月末に「九月守」という行事があり、各家庭で家の中を祓い玄関に「塞神三柱」という神札を貼りますが、これも各家々での風祭なのです。