宮司宅の玄関で
九州地方に台風が接近しているそうですね。豪雨の復旧作業が行なわれていますが、支障が無いように願っております。 これ以上雨は要らないよと言う所と、そろそろお湿りが欲しいねと言う所と有りまして、空模様というのは思いのままになりません。 当地佐倉はここのところにわか雨すら降らず、境内はカサカサの状態になっています。 なので、朝夕の水まきは必須で、これをしませんと牡丹などの鉢植えは一日でやられてしまいます。 夕方の水やりは西陽に当たりながらですので、水を撒いているのか汗を撒いているのか判らないくらいの汗をかきます。 今日も地鎮祭の奉仕をしましたが水まき後と同じく大汗。そこでお下がりの塩を舐めて塩分チャージなんですね。 神饌から下ろした塩は夏場はこのように使われているんです・笑 夏を代表する虫と言えば蝉とカブトムシ。境内では今日も元気に蝉が鳴いております。 カブトムシはというと夜行性ですので、社務後に家でくつろいでいると窓から飛び込んで来たりします。 禰宜の画室は宮司宅の2階にあるのですが、夜に作画をしていると網戸にびたっとくっつくそうで、黙々と作業に取り掛かっているところに突然音が鳴るのでビックリするそうです。 そのカブトムシですが神社の周りでは今年その数が多いように思います。禰宜もそのようなことを言ってます。 当社から宮小路町を通って佐倉城址公園にかけては緑豊かな場所です。 なので町場にしては元々昆虫類も多く居ましたが、今年は特に多く感じます。 少子化で虫を取る子が少ないからなのか、外出自粛で虫取りが出来ないのか定かではありませんが、良い傾向だと思います。 今自然化に生息している成虫のカブトムシは9月中には大体死んでしまいます。 しかし、地中には交尾をして有精になった卵が産み付けられ来年の夏を待っています。 なので今は雄と雌が結ばれる大事な時期。境内でカブトムシなどを見つけてもそっとしておいて下さいね。
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