七峯の丘から

酒々井例祭齋行 [令和2年10月15日]

下宿麻賀多神社鳥居

下台麻賀多神社拝殿より
 気が付けば10月も半分まで来ました。今月は御例祭月なのであっという間に日にちが過ぎていく気がします。
 それだけ祭典に集中しているとも言えるのですが、日にちに気付くと焦りが生まれるのが何とも・苦笑
 御殿に掲げてある「鎮守御祭礼」の提灯も、石垣上の高張り提灯も灯りがともるのは明日16日まで。
 そう思うと焦りに加えて一抹の寂しさもにじんでしまします。
 今日は本義御例日の中日。日本全国で一番お祭りが行なわれる10月15日です。
 当社管内では御例祭を本義の日と、または曜日に合わせて齋行する2パターンがありますが、今日は本義の日に齋行する5社を宮司が奉仕しました。
 まわったのは兼務の酒々井町にある神社で、順に上宿八坂神社・下宿麻賀多神社・横町朝日神社・下台麻賀多神社・墨六所神社となります。
 例年は各社を宮司が順に年番に送られていくのですが、今回は直会が無く従って御神酒も入らないので、宮司自らが運転をして順番にまわりました。
 最初の4社は各総代がお互いの神社に参列する習わしがありますが、密を避けるために今年はそれが無く、なので1社毎の参列者数も激減。
 仕舞いに奉仕する六所神社は直会が賑やかな所で、午後2時半からの祭典の後、直会を納めるのが日もとっぷり暮れた頃という場所。
 ですが、上記の通りで今年は直会が無いので総代さん達も本当に残念がっておりました。
 今、佐倉や酒々井での合い言葉は「来年こそは!」です。
 2年連続して祭事が中止ですので、とにかく来年は通常のお祭りがしたい!ただその一心なんです。
 2度有ることは3度とならないように、困ったときの神頼みではなく、明日からも確りと神明奉仕に勤しみます!