七峯の丘から

カマキリさんこんにちは [令和2年10月22日]


 この頃、何かと外祭が続いております。このご時世に有り難いことです。どのような祭典も一生懸命に奉仕させて頂ける、神主冥利に尽きます。
 今日の宮司は兼務地域である四街道市鷹の台でクリニック新築の地鎮祭を奉仕。
 旧斉藤医院が千葉四街道胃腸肛門内視鏡クリニックとしてご子息により新たに開業します。
 今日は大先生も祭典に参列頂き、丁寧なご挨拶を頂戴致しました。おめでとうございます!
 帰社して神饌を自宅玄関に運ぼうとしたとき、門の所をよく見るとカマキリがとまっておりました。
 カマキリのキリってキリギリスの事を表しているんですよ。鎌を持っているキリギリスなのでカマキリ。
 なんですが、カマキリはカマキリ目でキリギリスはバッタ目。遡れば起源は一緒なんでしょうけれど遠い親戚くらいに思っておけば宜しいかと。
 カマキリの卵って見たことありますか?茶色い泡がそうになっている感じで固まったものです。
 正式には卵鞘(らんしょう)というのですが、別名が螵鞘(おおじがふぐり)といいまして、その意味は「老人の陰嚢」・・・
 さて、この卵鞘からは羽化した小さなカマキリがワンサカと生まれてくるのですが、宮司が小学生の頃に弟が勉強机の引き出しにこの卵鞘を沢山しまい込んでそのままにしていたら、部屋中がカマキリの赤ちゃんだらけになった思い出があります・笑
 皆さんはそのような事が無いよう、カマキリの卵を見つけてもそのままにしておきましょうね!