七峯の丘から

古神札・正月飾り焚き上げ [令和3年1月14日]
 立春を過ぎたような暖かい一日となった今日、戌の日と言う事で妊婦さんのお参りが多く見られました。
 現今にあって不安な中出産を迎える方が多いことでしょう。お参りや御祈祷を受けることで少しでも安心して無事な出産、元気なお子さんの誕生を心よりお祈りも申し上げます。
 このごろ神主仲間のSNSで多くアップされているのが「どんど焼き」などの古神札焼納祭の件。
 この名称の他にも「とんど」や「左義長」、「どんどん焼き」なんて言う名称も有りますが、内容はみんな一緒です。
 古神札や正月飾り、そして書き初めなどを渦高く立てて、浄火を点火し焚き上げっるという行事です。
 小正月である1月15日に行なうところが多いですが、SNSを見ますと11日くらいから各神社で行なっているようです。
 実は当社にはそのような行事が有りません。無いというとちょっと違うのですが、江戸時代中期の佐倉の様子が書かれた「古今佐倉真佐子」には「鏑木は樋之口橋のたもと、田町は鹿島橋のたもとで行なう」とあり、境内では行なっていないというのが正確なところです。
 ではなぜ境内で行なわないのかというと、当社は街中のど真ん中に位置し、神社より西側が城地と武家町。東側が城下町となっており火災をとても恐れていました。
 なので火災予防の観点から城地から離れた川の近くで行なわれたものと思われます。
 テレビなどでどんと焼きの様子が流れると、「麻賀多様でもやれば良いのに」とお話しを頂くのですが、上記のことを話しますと、城下町ならではの理由を理解して貰え、佐倉の歴史についてもより関心を持って頂けるのです。
 当社では古神札や正月飾りは年間を通じてお預かりしていますが、正月飾りは節分を目安にお持ち頂けると助かります。
 また納める場合は新聞紙やビニールなどに包まず、そのままお持ち下さい。
 11日の鏡開きの時にも書きましたが、鏡餅やそのパックなども預かれません。
 お餅はちゃんと食べて、パックなどは家庭ゴミに出して下さいね。

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