七峯の丘から

牡丹の蕾膨らむ [令和3年2月20日]

ぷくっとなりました
 西からの強風に木々が揺れている佐倉です。ここ数日おきに強風が吹いている事を思うと春が近づいているのが判ります。
 北陸でも今日、春一番が吹いたそうですから、雪深い今年は雪解けも待ち遠しかったことでしょうね。
 宮司は時間が有ると境内をぶらついております。只単に散歩や気晴らしをしているわけではなく、まあそう言う時もありますが木々の枝の張りや社殿に修理箇所はないか。また境内整備を等のアイデアを考えながら。
 今日目に入ったのが本殿脇の透かし塀沿いに冬籠もりさせている牡丹の鉢です。
 宮司の趣味で約50鉢の牡丹を育てていますが、牡丹は霜に弱いので冬場は軒の下などに移動させます。
 移動は11月頃に行ないますが、その時には来年の小さい新芽がギュッと縮こまったように出来ています。
 それがこの3ヶ月ほどで5倍くらいの大きさに成長。色もワインレッドのような濃い色になっています。
 ここで気を付けなければならない点が2つ有りまして、1つは水切れを起こさないこと。
 冬籠もりのあいだは水やりを余りしなくても良いのですが、芽が動き始めたと言う事は当然水を使っている訳で、昼間の暖かい時間帯に一鉢に柄杓一杯分をあげます。
 もう一つは遅霜にやられないことです。上記にもあるように牡丹は霜に弱く、当ってしまうと凍傷で芽が死んでしまいます。
 暖かくなってきたと思って露天に出すと、3月辺りの急激に気温が下がった時の遅霜でやられてしまうのです。
 なので露天に出してからは天気予報のチェックはいつも以上に欠かせなくなり、霜の情報があれば再び屋根の下に移動するか、芽を痛めないようにシートを掛けるなどの対策をするのです。
 早い鉢だとあと一週間ほどで芽の先がもじり始め、蕾が開く準備に入ります。
 同じ鉢でも花の大きさが毎年違ったりしますので今年はどんな風に咲くのか、寒風にさらされながらも、暫し牡丹の前に佇む宮司でございます。