七峯の丘から

おやつは大学芋 [令和3年3月4日]

今日も良い出来映え
 千葉県知事選挙が本日告示され8名が立候補。21日の投開票に向けて選挙戦がスタートしました。
 流行病の今にあって現職が立候補しないこの選挙。各候補者の主義主張をよく読んで投票先を決めたいと思います。
 その現職である森田健作知事は3期で勇退となりますが、残り任期はあと1ヶ月。最後まで職務に励んで頂きたいと思います。
 千葉県を含む首都圏の1都3県では3月7日迄の緊急事態再宣言の2週間程度の延長がほぼ決まりました。
 当初言われていた解除基準よりも現在は新規感染者数などは下がっていますが、何だかんだとゴールポストが動いており、飲食店の時短営業と自発的な自粛だとこれ以上下がりようがなく、それを勘案すると解除基準って何?と。
 東京都の小池知事が昨年末に政府からの時短要請を受け入れていたらここまで伸びることはなかったのです。
 それを国に責任を押しつけて、さも自分は緊急事態の再宣言を国に出させました的な態度は無いですよ。
 このまま書いていると頭に血が上りそうですので、今日の巫女さん達のおやつについて。
 今日は禰宜特製の大学芋。七峯でも時折紹介しているかと思いますが、禰宜の得意料理です。
 禰宜は薩摩芋をただ素揚げにするのではなく、揚げる前に片栗粉をまぶすのが特徴。
 こうする事によって中の水分が保たれ、ふっくらしっとりとした仕上がりになります。
 勿論、薩摩芋の種類や時期にもよりますが、粉の付け方も変えているみたいです。
 一般的に女子って薩摩芋が好きですよね。当社の巫女達も目がありません。
 ましてや大学芋がおやつに出てくると社務所内に歓喜の声が響き渡ります。
 この大学芋。大正期に東京が発祥と言われていますが詳しいことは判って折らず、名所についても「東京大学の学生が生活費を稼ぐために売った」とか、「この時代は目新しい物に大学と名付けて」とか、「東京の学生が好んで食べた」とか・・・
 それらしい様で何の根拠も無いものばかりなのが逆に面白いです。
 禰宜の作る大学芋の原材料は神饌のお下がりか氏子さん方からの頂き物。
 そろそろ原材料も残り少なくなってきましたけど、この事実を巫女さん達にどうやって伝えたら良いのか、宮司は頭を悩ませているのです。