七峯の丘から

憲法施行74年 [令和3年5月3日]

憲法記念日に国旗を上げるかの賛否もあったり


大型連休も折り返し。ただ、今年は流行病と強風と突然の雷雨で、今の世情を表しているような感じです。
今日もたくさんのお参りを頂き、御朱印やおみくじなどを受ける方が多いのも連休だなぁと感じさせてくれます。
連休連休とは言いますが、今日は74回目の憲法記念日。今の日本国憲法は昭和21年11月3日に公布され、翌年5月3日に施行となりました。
それから一度もどの条項も、いや一文字も変えられないまま今日を迎えた訳ですが、我が国を取り巻く環境や流行病にはたしてこの憲法が適応しているのか甚だ疑問でしかありませんり
そもそも現案は占領軍が一週間程度で作り、国会で承認とは言えほぼ押し付け、否決したら判ってんだろうなという状況下で定められたものが、今の日本と世界情勢に合うわけがなく、それを平和憲法だと後生大事に持て囃している勢力が国会内にある程度いるのが日本の不幸なのです。
そもそも、現憲法には緊急事態条項がありませんし、自衛隊の記載もありません。
去年、最初の緊急事態宣言を政府が出す前に小池都知事がロックダウンの事を口走りましたが、我が国の憲法にはそのような緊急時の対応が無い為に出来ないのです。
やはりパフォーマンスとお口が上手なだけと正体を表した訳ですが、国会議員の任期も憲法にあって非常時に選挙が出来ない場合の対応も記載無し。
レフトサイドが目の敵にする明治憲法はその点をちゃんと載せておりますので、どちらが上かは一目瞭然なのです。
現在、国会では衆議院の憲法審査会で棚ざらしになっていた国民投票法のの改正案が8国会にしてやっと採決され参議院に送られる事が濃厚となりました。
しかし、参議院の憲法審査会では相変わらず立憲民主党と共産党が議論のテーブルにつく事も拒否するような状態。
この国民投票法は憲法改正の際に、国民が改正条項毎に賛否を示す投票日の仕方を規定しているもので、改正案は期日前投票や投票場所の拡充を示しています。
それすら議論もしないと言うのは憲法議論に対する国民の権利を愚弄するもの。
普段、国民の権利権利と言っておきながら、それを邪魔するのが護憲勢力というのがよく解ります。
因みに、第七条四号の「国会議員の総選挙の施行を公示すること」と有りますが、総選挙は衆議院。参議院は通常選挙でして、国会議員わかってんのか!?