七峯の丘から

千葉県女子神職会総会 [令和3年6月11日]

会長挨拶

敬神生活の綱領唱和

印旛の美味しい福袋
 先程、夕拝をして只今社務所で七峯を書き始めた訳ですが、宮司は少しく額に汗をしております。
 何故かというと、幣殿での参拝後に拝殿へ戻るとそこには一匹の猫がいるではないですか!?
 既に各扉は閉めた後。お互いに見つめ合うこと5秒ほどが過ぎまして、出入り口から外へと催促したのですが、棚の下に入り込み一向に出てきません。
 怒鳴ったり突いたりすると可哀想なので前をふさいでいる箱を退かして道を作り、お尻の方から前へとよくすと棚の下からは出ました。
 出たのですが、出入り口と反対方向に進んでしまい、着いた先が本殿の大床。
 大床とは本殿の階段の上の所で、御神鏡や金幣。神饌が上がっているところです。ここで猫さん唸り初めまして暫く膠着状態。
 最後の手段として拝殿正面の扉を全開にして様子を見ていたら、出口が判ったのかスススッと外に出て行きました。
 そんなこんなで、額を拭いて息を整えつつが今の状態でございます。
 今日の宮司は一日、禰宜画伯の運転手と荷物持ち係でした。
 県内の女子神職で構成する千葉県女子神職会。禰宜画伯は現在その会長を仰せつかっており本日、総会が千葉県神社庁で開催されての上記の係。
 女子神職会は県内11支部の年度輪番制を執っており、今総会まで印旛女子神職会が当番です。
 印旛女子神職会の会員は現在7名。県女子神職会の三役(会長・副会長・事務局長)と連動しており、副会長に印西市中根の鳥見神社宮司の石井明子さん、事務局長に成田埴生神社禰宜の宮崎美姫子さん。補佐として佐倉八幡台の八幡社宮司の齊藤由美子さんの役員構成となっております。
 丁度同年代なので当社社務所で行なっている打ち合わせなどはまるで女子会。傍目で見ても楽しそうです。
 昨年7月に前任の東葛飾支部よりバトンを受けましたが、昨年度は総会は中止で書面決裁。
 この状況下なので今年も総会開催が心配されましたが、しっかりと対策を取って総会だけは開催したいという熱い気持ちで本日を迎えました。
 連年の総会は研修会も兼ねており、他支部は神社庁などを使ってのオーソドックス総会なのですが、印旛が当番の時は遠足気分でをモットーに国立歴史民俗博物館や当社の御神酒醸造元の酒々井町飯沼本家の酒蔵で行なったりと参加人数も例年の1,5倍くらい。
 しかしながらという状況なので、今回は泣く泣く総会のみとしましたが、その代わりにお土産として「印旛の美味しい福袋」と称して、佐倉と酒々井の美味しい物の詰め合わせを全員に持ち帰って戴きました。
 今総会を終えて6月末で禰宜画伯の会長任期も終了して次の長生・夷隅合同支部に引き継ぎます。
 印旛女子神職会の皆さん、一年間お疲れ様でした。流行病が落ち着いたら支部長(宮司)主催でお疲れ様会をしますね。
 で、今から禰宜画伯の慰労を兼ねて夕食に行って参ります。