七峯の丘から

弥勒町八幡神社例祭 [令和3年9月14日]

弥勒町八幡神社
 天気が下り坂のようです。台風14号からの前線で佐倉も夕刻から小粒の雨が白衣に染みるようになりました。
 今日9月14日は弥勒町八幡神社の例祭日。去年に続いて神社役員のみの参列となりましたが、祭儀滞りなく齋行致しました。
 日本全国の各所に八幡様は鎮座されていますが、その大本となる宇佐神宮では明日の15日が例祭日。
 弥勒町八幡神社はその前日が例祭日となっていますが、これは翌15日に附け祭りとなる御神酒所を曳き廻しを行なうからと思われます。
 現在では弥勒町の御神酒所は10月の佐倉の秋祭りに合せて曳き廻しており、例祭の翌日(14日の後の日曜日)は御神輿の渡御と境内での縁日を行なっています。
 今を思い返すに2年前は例祭直前に台風15号が千葉県を横断して大被害をもたらしました。
 それであっても神社役員始め若連の皆さんの手により14日には綺麗な境内に整備されておりました。
 その翌月に来襲した19号で御神酒所の曳き廻しは中止で昨年よりの今に到ります。
 今日はささやかな直会がありましたが、そこでも「どうにかして来年は御神酒所を曳き廻したい!」という熱い心をひしひしと感じました。
 日本全国を見ても佐倉ほど「来年こそは!!」と願う心が大きい場所は無いと思います。
 宮司として大変ありがたく、と共に忸怩たる思いになるのです。
 今出来ることの最大限を。0か10ではなく。宮司の心の支えとなっている言の葉です。