台風14号の影響で時折雨がぱらついている佐倉です。風も強まってきましたので社務所内にいても銀杏が落ちる音が聞こえますね。 明日入っている御祈祷の予約変更に電話が順番に入っております。 その他の入電も有りまして、今日は宮司のみが出社ですので電話に出ると「あれ!?最初から宮司さんが出るなんて珍しいね!」と知り合いの方に・笑 自民党総裁選が告示され4名が立候補されました。書類仕事をしながらパソコンで立候補表明や共同記者会見を見ております。 自民党の総裁は次期首相になる可能性が極めて高い立場です。 宮司も神道政治連盟千葉県本部として同党の職域支部に所属しているので、総裁選では党員票を持っており、既に候補者より葉書や録音ですが挨拶の電話が来ております。 日本の舵取りを任せるには何方が良いのか、宮司自身の信念とどの方が相容れるのかも踏まえて投票したく思います。 各位の考えを聞くに危急の課題はなんと言っても流行病の対応ですね。 新規感染者の減少が目に見えて判る様になってきましたが、冬に向い第6波の到来も懸念されます。 今のうちに準備が出来るものは早々に行なって頂くとして、自粛自粛だけでは干上がってしまいます。 飲食店の窮状が言われていますが、給付金が支給されているだけましでして、給付資格すら無いところの方が多いのです。 そこには私共のような神社やお寺などの従来宗教も含まれておりまして、このままだと後を継がせられないと仰る関係者も少なくないのです。 神社やお寺は心のよりどころだと思います。先日このような話がありました。「神様のお陰で治ることが出来ました」と。 お母さんとお嬢さんのお二人で来社されたのですが、先月お子さんが部活でウイルスに感染してそれが家族に広がったという、所謂デルタ株のことでして、治療により後遺症も見られずにとお礼参りに来社されました。 SNSでも繋がっており、この頃お見受けしないなと思っていたところお母さんよりメッセンジャーで感染してこれから入院とご連絡を戴きました。 すぐさま麻賀多様の御神前に快復を願うと共に、つたない文章でしたがご返信をしました。 回復されたお二人の顔を見ると以前と変わらず柔やかでとても安心した次第です。 お参りの際には社務所にお声かけをして下さり、いつも美味しいものをお持ち下さいます。 先般はお住まい近くのシフォンケーキと沢山のバウムクーヘンを御奉納下さり、早速御神前へお供えしました。 今回の第5波では宮司の知り合いも数名が感染し、気をもむことが多くなりました。 自身で行なう感染予防は勿論、神主として八百万の神々に流行病の早期収束を祈る責務も改めて自任し神明奉仕に努めたく思います。
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