七峯の丘から

如月しあわせ月もうでの準備 [令和4年1月23日]

御朱印と福豆

舞台での追儺鳴弦の儀
 流行病のオミクロン株で連日過去最高の感染者数更新とマスコミは騒いでおりますが、重症・中等症・低度・無症状といった比率の発表が曖昧です。
 尚且つ無症状者が殆どという状態で、擬陽性も含まれている検査の陽性反応数だけで、只単にもうどうしようもないと言った感情だけの報道は本当に止めていただきたい。
 昨日、全国の感染者数が5万人を超えたと言いますが、欧州では一日の感染者が40万人強なのにピークを過ぎたと、規制を解除する動きになっています。
 フランスの人口は日本の半分以下だったと思いますが、一日に40万人の感染者が出ても医療崩壊だと大騒ぎしていません。
 この2年間、我が国の医療体制は何をやっていたんだと、厚生労働省や医師会って何なんだと憤慨しております。
 オミクロン株はいつ誰が感染してもおかしくない。そうであるならば濃厚接触者をあぶり出すより、低度・無症状の方の自宅療養を中心に、やたらめったら入院させる愚策はやめましょう。
 今日も良いお天気で沢山のお詣りがありました。神主2人の巫女さん1人体制でしたので、一日があっという間に過ぎました。
 宮司は昨日と同じく境内作業と帰幽五十日祭に出向。帰社後は御神札の名入れや御朱印奉書。その合間に境内作業。
 祈祷番の智勇権禰宜もよく頑張ってくれました。作業をしていると祝詞が聞こえてくるのですが、マスクをしていても良く通る声で、今後の成長が楽しみです。
 さて、禰宜画伯が奉製していた短冊守入りの福豆が出来上がり、節分祭の参列者分と「しあわせ月もうで」御朱印を受けた方に付ける分と仕分けをしました。
 令和4年如月の月もうでは「追儺鳴弦・厄災除けの御神威」で、節分祭で宮司が追儺鳴弦の儀を行なっている様子が描かれています。
 追儺鳴弦の儀とは宮中に於いて行なわれている節分の行事で、弓の弦を鳴らすことによって厄災を祓うとされています。
 当社では節分祭で幣殿と舞台で鬼門と裏鬼門に向けて矢を放つ仕草をして、その後に拝殿の参列者の頭上でも弦を鳴らします。
 今年も豆まきの舞台を組むことが出来ませんが、御殿内に於いてしっかりと追儺鳴弦の儀を行ないたいと思います。