七峯の丘から

浅間様の御例祭 [令和4年7月1日]

大佐倉浅間神社

鏑木浅間神社

神主殺しの暑さ
 午前7時ちょっと前、東方より花火の上がる音が聞こえました。
 予想するに、大佐倉浅間神社の御例祭を知らせる花火。
 今日7月1日は富士山の山開き。そして多くの浅間神社で御例祭が執り行われる日です。
 当社管轄では上記の大佐倉浅間神社と鏑木浅間神社が御例祭となります。
 なぜ富士山の山開きに浅間神社の御例祭が多いのかというと、浅間神社の御祭神である木花咲耶姫命が富士山の神様であると言うこと。
 要するに、富士山は神体山であって、8合目以上は浅間神社の本宮と言われる富士山本宮浅間大社の境内地となっております。
 その広さ何と約120万坪。日本一広い境内地を有する神社なのです。
 御神徳は安産子育てと縁結びで、当社管轄の浅間神社でも多くの親子連れが参拝に訪れます。
 午前9時から大佐倉浅間神社で御例祭を奉仕し、移動して10時半より鏑木浅間神社で御例祭。
 大佐倉浅間神社は本佐倉城の、鏑木浅間神社は佐倉城と密接な関係があり、鏑木については明治期に佐倉城内に近衛連隊が置かれたことにより現在地に遷座しました。
 なので、現在でも佐倉藩主家の堀田様の御参拝が続けられ、御例祭の後には氏子総代が御礼に上がります。
 流行病の感染防止で出店はお休みとなりましたが、徐々にお詣りも戻ってきた感があります。
 来年は出店も出て、子供達の声が境内により一層響き渡る浅間様の御例祭にしたいですね。