七峯の丘から

レイシ?ゴーヤ? [令和4年8月3日]


 今日も猛暑日。40度近いところもあるようですね。
 当地佐倉でも発表では37度ですが、あくまでも観測地点でのことでして、日なただと40度以上になっているのは必然。
 午前中は古神札のお焚き上げを行ないましたので、お昼にはへろへろ状態の宮司でございました。
 昨日午後の話になりますが、千葉県神社庁で毎年夏に行なわれる初任神職研修会において講師を務めてきました。
 担当授業は「神社本庁史」の4コマ。1コマが1時間ですので、ざっと4時間授業。
 今回で2回目の授業となりますが、最初にこのお話を頂いたときは、到底無理!?と思ったのですが、人間やれば出来るもので・笑
 やれば出来ると言ってもただ4時間話せば良いわけでもなく、受講生がその内容を理解出来て始めて完了するのです。
 授業の最後に質問や四方山話をして納めるのですが、感想を聞いたところ、それなりに理解が出来ていたようです。
 講師に気遣ってそう言ってくれたのかも知れませんが、それはそれで良しとしましょう。
 境内の朝顔棚で育てているレイシ、今ではゴーヤと言った方が判りやすいと思いますが、それなりの大きさになってきました。
 収穫後は御神前に御供えをして、その後にお下がりを頂きたいと思いますが、先に書いたように、レイシと呼ばれたいたものがいつの間にかゴーヤの方が身近な呼び方になりましたよね。
 今でも学術的にはレイシを用いるらしいですが、その他にもニガウリとも呼ばれていました。
 ゴーヤという名称が広まったのが平成13年(2001)に放映された沖縄を舞台に下NHN連続テレビ小説「ちゅらさん」だと言われています。
 ドラマ中に登場するマスコット「ゴーヤーマン」がそれとされ、宮司家にもぬいぐるみが有りました。
 沖縄料理の普及でゴーヤチャンプルが手軽に作れる代表として広まった事もあるでしょうね。
 因みに沖縄ではゴーヤーと呼ぶ方が一般的だそうで、そもそもに意味は「苦いウリ」だそうです。豆知識として。