七峯の丘から

朝顔、盛りとなりました [令和4年8月9日]


 先だって、東北から北陸に掛けて大雨が降りましたが、今日は再び青森県で大雨となっており、弘前市には即時避難を表す緊急安全確保が出されております。
 暗くなってからの避難は危険を伴いますので、明るいうちの避難を是非ともお願いします。
 また、田圃や畑の心配をなされる方も多いとは思いますが、大人でも30センチの水嵩で溺れます。先ずは命あっての事ですから。
 宮司の母親の生家がある津軽半島も大雨が降り続いており、心配なのは山々ですが、大変な時に連絡をするとかえって迷惑な事も有ります。被害が起こらないことを願うばかりです。
 当地佐倉は一昨日の様な雨も降らず、相変わらず暑い日々でして、境内は蝉時雨ならぬ蝉の選挙カー並みに賑やかです。
 御殿前の朝顔棚ですが、開花が盛りとなって来て、夏もうてのむすびの短冊と共に涼を呼んでくれている様に思えます。
 今年植えた朝顔は江戸古典朝顔といって、現在主流のものとは違い花が小ぶりなのが特徴です。
 また花が小さいので2輪隣り合って咲く傾向が有るらしく、密集した様子は花火のスターマインを連想させます。
 蔓の成長期に水切を起こしたのか、下段から中段に掛けては花芽が無く、上段に花と葉が密集してしまいました・苦笑
 それを補っているのが既報のゴーヤと四角豆でございまして、来年からは気をつけたく思います。
 朝顔と風鈴の音、そして境内を吹き抜ける風を感じて涼んでは如何でしょうか。