七峯の丘から

四社会の初家族会 [令和4年8月10日]

四社会の面々

石浦のきまちゃんと帰倉します
 一昨日より北陸入りしております宮司と禰宜画伯。只今、北陸新幹線かがやき号の東京行きに乗車中です。
 神主の世界もお付き合いが広いのですが、今回の北陸入りは四社会という宮司とお宮の友好会の初家族会に参加してきました。
 四社とは金沢石浦神社と鎌倉宮と福井藤島神社と佐倉の麻賀多神社でして、同年代の宮司同士がひょんな事から意見交換を始めて、それがお互いのお宮の御例祭に参列をしよう!とより結びつきが強くなりました。
 で、宮司達が外に出られるのも普段お宮と家庭を守ってくれている家族有ってこそと、殊に奥様方の慰労も兼ねて石浦の長谷宮司と藤島の新田宮司よりご連絡を頂き。
 その電話を受けたのが京都祇園祭の後祭宵山の日で、寺町通りを禰宜画伯と歩いている時でした。
 そこから日程調整をして2週間後に実現した家族会。長谷宮司プロデュースで岐阜白河の温泉から始まり、私共が尊敬する平泉寺白山神社の平泉宮司ご夫妻との再会や、今回の北陸水害の爪痕も見る事が出来ました。
 宮司と長谷宮司は佐倉と金沢のライオンズクラブに所属しており、災害アラート部門に携わっております。
 移動の車中ではお互いの携帯電話に災害復旧の件で次々と連絡が入りました。正直なところこの時期に水害地域が含まれる場所に出かけるのはどうかと話も出たのですが、宿などキャンセルをする方がよりダメージが大きいだろうと。
 幸いというか、お手配を頂いた宿の周りは水害地域では無く、宿の方々も本当に喜んでくれました。
 四社会のお宮は今月20日の鎌倉宮御例祭より順次お祭りとなり、その納めが麻賀多神社です。
 世情不安の最中ではありますが、今年はそれぞれの御祭神に首部を垂れる事が出来ます様に。